和タンスの面影残しテレビ台にリメイク。傷んだ部分は新しくしながら
和タンスの引き出しや開き扉が活きるようにして、小さなキャビネットにリメイクしました。
リメイクのご相談をいただいたのはこちらの和タンス。サイズはW1500×D470×H1710でした。
A4サイズの物を収納できるようにしたいということ、テレビ台としても使いたいということをご希望いただきました。
ご予算などもお伺いしてから実際に家具を拝見するべくお客様のお家へ。
扉や引き出しの内部、背面など家具を隅々まで見てみると、かなり傷みがあることがわかりました。
そこで、お客様とご相談の上、今回リメイクには下部の引き出し3段と開き扉部分を使用することになりました。
ただ、引き出しの前板にはいくつか穴が開いていました。
こちらは元々付けられていた取っ手とは違うサイズの取っ手を付けたことでできてしまった穴のようです。
リメイク後、綺麗な仕上がりとなるように、引き出し前板のその穴を避けた真ん中部分W660を切り取って使用することにしました。
また、引き出しの内部にも傷みがあったことと、幅を縮めることから、引き出しの箱は新しい材料で製作することになりました。家具全体の幅も小さくなるので、本体も合わせてリサイズします。
…色々と書きましたが、コンセプトとしては”元の面影を残しながら綺麗にお洒落にコンパクトに”を目指してリメイクしました。
完成後の姿はこちらです!
いかがでしょう。かなりコンパクトになり、取っ手も新しい物に変わりましたが、元の家具の面影をしっかりと感じられる仕上がりとなりました。扉や前板の傷には長年使われてきた歴史を感じます。
傷みが激しく家具として使う際に支障のある部分のみを新しく製作しました。
ちなみに、パッと見ただけではわかりにくいですが、天板も新しく製作したものです。
元のタンスは引き出し3段分の高さで分割できるようになっていましたが、天面は傷んでおり、また、強度もなく表面が仕上げられていなかったため新規製作したのです。
言われてみれば…!という馴染み具合ですよね。
さぁ、面影を残しながら新しく生まれ変わった家具をお客様のお家へ納品!
こちらのリメイクは↓のブログでご紹介した洋服タンスのリメイクと一緒にご依頼いただいたものだったので、2つの家具を一緒にお届けにあがりました。
お部屋に納品させていただいた写真はこちらです。2つの家具を並べて設置しました。
お客様は、使い馴染んだ家具が今の生活に合う形になって戻ってきてくれて嬉しいと喜んでくださいました。
私たちもお客様が喜んでくださって嬉しかったです!
お客様が大切にされてきた家具がこれからも末長く活躍しますように。リメイクをご依頼いただきありがとうございました!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
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