思い出の学習机をご実家からご自宅へ。設置場所に合わせてリサイズ!
ある日、学習机のリメイクについて「過去事例と同じようなリメイクをしてほしい」とご相談いただきました。
お客様からご相談いただいた学習机は、”おそらく事例に掲載されていた机と全く同じもの”とのことでした。その学習机を、事例と同じように雰囲気はそのままに横幅を縮めてほしいとご相談いただいたのです。
今までの事例をお客様のリメイクイメージに役立てていただけて嬉しいです!(お客様がご覧くださったリメイク事例は文末にリンクを貼っておきますね)
お客様のご希望は、デスクの横幅を70cm程度に縮めることと、上置きもデスクサイズに合わせて縮小することでした。
ところで、家具のリメイクは、細かな仕様を家具を見ながらでないと決められないため、ルーツファクトリーでは家具のお引き取りに伺う際にお客様と一緒に家具を確認しながらお打ち合わせすることが多いです。
ルーツファクトリーが過去にリメイクさせていただいたメーカーさんの家具でまったく同じ型のものだったとしても、お客様がお持ちの家具はそれぞれ状態が違います。
例えば家具に傷が付いていたとして、その傷は綺麗に直した方が良いのか、もしお客様にとって思い出の傷であるならば残した方が良いのか…そういったことも、一緒に家具を見ながらであればスムーズにお打ち合わせすることができます。
ただ、今回お客様は大阪にお住まいで、学習机を置かれているご実家は横浜とのこと。
家具のお引き取りにお立ち合いいただくのは難しいということで、先にお電話である程度お打ち合わせしてから家具をお引き取りし、その後にまたさらにお電話でお打ち合わせしました。
工房で家具を拝見しながらご希望をお伺いしていきます。
デスクの天板下や上置きに引き出しがあるため、リサイズするにあたってそちらは残すか、残すとしたら何杯残すか、サイズは何mm必要か…
また、汚れや傷についてはどうするか。全体的に綺麗だったので、お客様は「特に美装はしなくていいけれど、右側手前にあるシールの跡は気になる」と仰っていました。
そこで、シール跡の部分はリサイズの際に入れないようにして、塗装は造作部分など最低限にとどめることにしました。
さぁ、どのような仕上がりとなったのでしょうか。
リメイク後の姿はこちらです!
どうやって加工したのか不思議になるくらい、見事にリサイズされています!
もはや「本当にリサイズしたの?」と思ってしまうほどの自然な仕上がり。
特に天板下の引き出し。綺麗に収まっていますが、どう加工したかわかりますか?
答えは、右側の引き出しサイズはそのままに、大きなサイズだった左側の引き出しのみを縮めたのです。あまりにも綺麗に収まっているので、実は私自身混乱してしまいましたw
上置きの引き出しは、それぞれのサイズはそのままに、3列から2列に減らしました。
こちらもちょうど良い具合に収まっています。
もちろん、特徴的なサイドのパネルも活かしました。
ばっちりリサイズしたデスクを、今度は大阪のお客様のご自宅へお届けに伺います。
どうすれば綺麗に、そして使い勝手良くリメイクできるか考えるのに時間がかかってしまい、完成まで長らくお待たせしてしまいましたが…お客様はコンパクトに生まれ変わったデスクをご覧になってとても喜んでくださいました!
設置場所の壁面の幅にぴったり収まっています。
置き場所に悩み、学習机を長らくご実家からご自宅に持ってくることができなかったと仰るお客様。
今回、リメイクしたことでようやく手元に持ってくることができて良かったと嬉しそうなお顔を見ることができました。お力になれて嬉しいです(^^)
思い出の家具がサイズの関係で手元に置くことができない…そんな時は、どうぞお気軽にご相談くださいね♪
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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