婚礼タンスから4段チェストにリメイク!出窓下に設置できるように♪
婚礼タンスの引き出しを活かしてチェストにリメイクさせていただきました。
リメイク前の婚礼タンスはこちら。
上部はお着物収納用の衣装盆、下部は引き出しとなっている和タンスでした。
今回ご紹介するリメイクは、先日ご紹介していた洋服タンスのリメイクと一緒にお客様からご依頼いただきました。せっかくの素敵な和タンスを活かすことができるよう、お客様とご相談の上リメイク内容を決めていきました。
お客様は、こちらの写真左側に写っている出窓の下に置けるようなチェストができたら嬉しいと仰っていました。
また、お客様はルーツファクトリーの家具製作事例を見てくださっていて「家具に脚をつけるの可愛いなぁと思って」とも仰っていました。
採寸すると、出窓下の高さは865mm程度でした。
引き出しを4段ほど使用すると出窓下にちょうど良い高さになりそうですが、でも天板の厚みや脚の高さを考えると少しだけ超えてしまいそうでした。
ただ、元のタンスの天板の厚みで考えると超えてしまうのですが、もう少し薄くすれば収まりそうです。
全体のサイズが小さくなるため、天厚をもう少し薄くした方が見た目もスッキリしそうということで、その方向性でリメイクさせていただくことに。
奥行きサイズも550mmかなり大きかったので、お客様とご相談して内寸320mmを確保した上でなるべくサイズを抑えられるようにリメイクさせていただくことになりました。
それではさっそく、リメイク後の写真をご覧ください。このような仕上がりとなりました。
横幅は元のサイズのままで、W1045 D400 H860のチェストが完成しました。
元より厚みを薄く製作した天板はこちら。
厚みは薄くなりましたが、天板上に物をのせたりしても問題がないように強度はしっかり確保しています。
天厚が薄くなったことに加え、奥行きが小さくなったことでかなりスタイリッシュな印象になりました。
引き出しには新しくスライドレールを取り付けました。
開け閉めをスムーズにするためだけでなく、引き出しの奥行きが浅くなったことによる抜け落ちを防止するという意味もあります。
脚は、先日ご紹介した3つの収納棚と同様にテーパーカットの角脚を製作して取り付けました。
家具の下をお掃除しやすいように、脚の高さは100mmとなっています。
こちらのチェストをお客様のご自宅に納品させていただきました。
じゃじゃん♪ご希望いただいてた設置場所の出窓下にぴったりです!
奥行きを小さくしたので引き出しを開けても出張りすぎることがありません。
婚礼タンスの面影をたっぷり残しながら新たな場所で活躍する家具へと生まれ変わりました。お客様にも「お願いして良かった!」と言っていただくことができました。
さて、次回のブログでは和タンスからリメイクしたもう一つの家具、テレビ台として使えるローチェストについてご紹介します。そちらもぜひチェックしてください♪
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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