モダンなリビングボード、婚礼家具の下駄箱を構造材に活かしリメイク


クラシカルな婚礼家具の下駄箱からモダンなリビングボードにリメイクさせていただきました。


リビングボードへのリメイクをご相談いただいた婚礼家具の下駄箱
(リメイクのご相談をいただいた下駄箱)


前回、4枚扉の洋服タンスを2枚扉分の横幅にリサイズしたお話をご紹介しましたが、実はそちらと一緒にご依頼いただきました。


リサイズした洋服タンスは2階のあまり人目につかないお部屋に置くから他のインテリアと雰囲気が異なっても元の形を活かすことを優先したいとお客様からご希望いただいていました。


しかし、リビングボードはその名の通りリビングに、お家の中心とも言えるスペースに置くことになるため、インテリアと調和するデザインにしたいとご希望いただきました。


モダンなリビングボードにリメイクしたいとご希望いただいたクラシカルな下駄箱


サイズは、横幅700〜800mm程度、高さ1000mm以下、奥行きはA4サイズが入る大きさが良いとのこと。中には、郵便物や書類、日用品、ネコちゃん用品などを収納する予定と仰っていました。


さて、こちらの随所に飾り彫が施されたクラシカルな下駄箱からどのようにモダンなリビングボードにリメイクするか…ルーツファクトリー代表の家具作りたいおっさん、考えに考えました。


随所に飾り彫が施された下駄箱


お客様からリビングのお写真も見せていただいていたので、そちらに設置することをイメージしながらデザインを練ります。


そして、今回は下駄箱の部材を製材してリビングボードの構造材として使うという、少し特殊なリメイクをさせていただくこととなりました。


部材を製材してリビングボードの構造材として使うことになった下駄箱


完成された家具のパーツを製材して構造材にするのはかなりの手間がかかるのですが、それによって全く形の異なる家具へと作り替えることができます。


化粧材や塗装もお客様のお家の雰囲気に合うものを選び、スタイリッシュなリビングボードが完成しました。


下駄箱の部材を構造材に使用してリメイクしたリビングボード


化粧材にはオーク材を使用し、マットブラックの塗装を施し、モダンに仕上げました。


扉はお客様のご希望で上から下に開くタイプに。


プッシュラッチとダウンステーを併用して上から下に開く扉


プッシュラッチとダウンステーの併用して取っ手がなくても扉が開けられるようになっています。表面がフラットになりスッキリとした印象となりました。


取っ手をつけず表面をフラットに仕上げたリビングボード


のっぺりとしてしまわないよう、本体は留め加工で立体感のある仕上がりに。


留め加工で奥行きのある仕上がりに


底面にはテーパーのかかったアイアンレッグを取り付けました。


テーパー形状のアイアンレッグ


お客様がお使いになっているお掃除ロボットが通れるように、足元の高さは150mm確保しています。


お客様の暮らしの中での使い心地を追求して生まれた機能美。お客様のお家にお届けすると、空間に溶け込むようにぴったり収まりました。


お客様のおうちに納品したリビングボード


素敵なお部屋の家具を製作させていただいて光栄です!お客様の大切な家具からリメイクさせていただいたリビングボード、末長くご愛用いただけますように(^^)





ユリマタタ
ルーツファクトリー
ユリマタタ


素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!

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