食器棚の扉と引き出しを生かしてデスクにリメイク。細部までご紹介♪
先日、お客様のご結婚時の食器棚をデスクにリメイクさせていただいたお話を書きました。
納品のことをメインに書いてリメイク自体の詳細はまだ書いていなかったので、今日はそちらをご紹介します。
お客様からのご依頼は、なるべく家具の元の姿を残しつつ、書き物ができて書類なども収納できるデスクにリメイクすることでした。
食器棚の大きさは、W1200×D450×H1980。また、上部のガラス戸部分と下部の木製扉&引き出し部分は分かれるようになっていました。
お客様はW2000程度のデスクにリメイクしたいと仰り、下部の扉&引き出しの上に天板を渡してデスクにすることはできないかしら?とご質問いただきました。
ナイスアイデアですね!どうやってリメイクできるか考えていきましょう!ということで、家具のお引き取りも兼ねて直接お客様のもとへお伺いしてお打ち合わせしました。
家具の仕様やご新居のイメージをお伺いしながらリメイクの方法を考え、お客様のご希望通り食器棚下部の開き扉と引き出しをデスクの左右に配置してその上にW2000の天板を渡すことになりました。
ただ、サイズが大きいため、既存の色に合わせて全体を濃色で仕上げると少し重たい見た目になってしまいそうです。(食器棚はガラス戸があり抜け感がありましたが)
そこで、新規製作する天板などはナチュラル色のオーク材で仕上げることにしました。
この、異なる材種や色味を組み合わせる家具製作はルーツファクトリーの十八番。今までにも様々な製作事例があるのですが、コントラストができることでグッとお洒落になります。
さぁ、そうして完成したのがこちらのデスクです。
食器棚の扉や引き出しが前面に見え、面影をたっぷりと感じられる仕上がりに。天板や収納の箱体部分をナチュラル色のオーク材で作ることで、大きなサイズながらも軽やかな印象となりました。
天板サイズはW2000×D550。丁寧に接ぎ合わせた無垢オーク材を贅沢に使用しています。
収納部分の箱体もオーク材で新しく製作しました。
引き出しは一段一段寸法を合わせて、スムーズに開け閉めできるように作りました。
開き扉内部には、棚板を2枚入れました。
可動式なので、収納するものに合わせて棚位置を調整することができます。
また、箱体は新しく製作したのですが、なるべく元の雰囲気が出るように蝶番やマグネットキャッチを元の食器棚のものを使用しました。
家具の印象って金物一つでも大きく変わりますよね。
さて、天板広々&収納力抜群なデスクですが、一体型ではその大きさゆえ搬入できる場所が限られてしまいます。
そこで、開き扉収納、引き出し収納、天板が分かれるユニット式で製作しました。
実際、納品の際には各ユニットごとに搬入し、お部屋の中で組み立てました。
お客様のお部屋に設置完了した写真がこちら。
上品で落ち着いた雰囲気のお部屋によくお似合いです。
お客様の思いが詰まった家具をこれからも使い続けられるようリメイクという形でお手伝いができたこと、光栄に思います!
私が使う家具ではないのですが、写真を見る度になんだか嬉しくなっちゃいます(*´∀`*)
納品時のお話については、ぜひこちらのブログ(冒頭のブログ)も読んでみてくださいね♪
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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