床座の鏡台をリメイク!傷みを綺麗に直し椅子と合うよう高さアップ♪
昔ながらの床座の鏡台を、椅子と合わせて使えるようにリメイクさせていただきました。
お客様がお祖母様から受け継がれたという、歴史ある鏡台のリメイク。
お客様は最初、ルーツファクトリーのホームページからリメイクのパンフレットをご請求くださり、その後ぜひ具体的に相談を進めたいとお問い合わせくださいました。
お客様のご希望は、椅子と合わせて使えるように鏡台全体の高さをアップしたいとのこと、そして、鏡部分が大きすぎるので半分くらいにカットしたいとのことでした。
また、全体的に傷みがあるので、長く使えるように綺麗に直してほしいとご希望いただきました。
お客様は横浜にお住まいとのことで、車に鏡台を載せられるから東京店に直接持ち込みますと仰いました。
鏡台を東京店シモキタベースにお持ち込みいただき、そこでお客様と一緒に家具をみながらより詳細にお話しを伺いました。
長い年月使われてきた家具ならではの趣。
お客様は、できる限り元の雰囲気のまま高さを変えたいと仰いました。
しかし、こちらの鏡台は側面のパネルが接地して自立している構造。あまり厚みもないし、継ぎ足して高さを出すとすると強度が心配です。
さらに、鏡台の側面は突き板がベリっと割れて剥がれてしまっていました。
果たして雰囲気を損なわずにリメイクすることは可能なのでしょうか?
私ユリマタタも最初はどうやってリメイクするんだろうと思っていたのですが…ふふふ、今回も見事な仕上がりとなっています。
それではご覧ください、こちらがリメイク後の鏡台です!
つい「あれ?元はどんな形だったっけ?」と思ってしまうほど違和感がありません。
正解は、既存の側板パネルの外側にもう一層新しくパネルを貼ることで補強しながら高さをアップしたのです。
外側のパネルが新しい材料だったとは…!既存の部材とよく馴染んでいます。
全体も美装させていただいたのですが、右側の扉の取っ手は傷んでしまっていたので新しいものと交換しました。
お客様からなるべく元の取っ手と似たデザインのものが良いとご希望いただき、金物を隈なく調べて選び出しました。
鏡部分は、「この木目のところを残してほしい」とお客様からご希望いただき、その通りにカットさせていただきました。
錆びが出てしまっていた鏡は、新しいものに交換してピカピカに♪
生まれ変わった鏡台は、再び東京店シモキタベースにてお引き渡しさせていただきました。
リメイク方法を決めるのに時間がかかりかなりお待たせしてしまったのですが、お引き渡しを担当した東京店スタッフの大西いわく、お店にお越しくださったお客様は、鏡台をご覧になってまず「わぁ!」と嬉しそうにしてくださったとのこと。
そして、「写真を撮ってもいいですか?」と何枚か撮影なさったそうです。
長い期間心を込めてリメイクさせていただいた鏡台、ご満足いただけたようで嬉しいです!
ちなみに、鏡台と合わせて使う椅子についても、ルーツファクトリーの家具をお選びいただきました。
シモキタベースにご来店いただいた際に、店頭で展示していた鉄脚の『デルタスツール』を気に入ってくださったのです。大切な家具と一緒に使う椅子としてデルタスツールをお選びいただけて光栄です(^ ^)
リメイクさせていただいた鏡台やデルタスツールと過ごす日々がお客様にとって素敵なものとなりますよう。
ご依頼いただきありがとうございました!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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