地震での家具転倒が怖い!背の高いタンスや食器棚をリメイクした事例
四国は愛媛松山よりこんにちは!ブログ担当の「りかのこ」です。
2024年4月17日、四国地方でも最大震度6弱の地震がありました。りかのこが住んでいる松山市では震度4でしたが、深夜に突然起きた地震の揺れはとても大きく感じ、怖かったです。
この地震以降、以前よりも「南海トラフ地震」を強く意識するようになりました。備えはしている……と思っていたのですが、今一度、防災対策を見直してみることに。
食料の備蓄に関しては、長期保存できる防災用セットを家族分保管しています。こちらは賞味期限を確認し、次回の購入タイミングを手帳にメモしました。
地震でライフラインが止まった時に一番必要になるのは「水」だそうです。飲料用と調理用だけで1人あたり3リットルが必要になるそうで、最低3日分備蓄したほうが良い、とのこと。
我が家は5人と1匹の家族なので、50リットルぐらいは備蓄が必要……。2リットルのペットボトル25本分ですね。
水は備蓄していなかったので、4月17日以降、コツコツとペットボトルを用意して、水を貯めていきました!
そしてやはり気になるのは、家具の転倒。我が家は背が高い家具が多いので、突っ張り棒で固定しています。
固定はしていますが、「震度が大きくなると、倒れてくるのでは…?」と不安が残ります。
30年以内に70~80%の確率で起きると言われている「南海トラフ地震」。家の中の家具の転倒リスクをなくすために、できれば背の低い家具だけにしたいのが本音……。
ルーツファクトリーにも「地震による家具の転倒が不安」というお客様のご相談は多いです。背の高いタンスや食器棚を分割して背を低くしたり、全く別の家具へとリメイクしたりと、様々な方法で地震による転倒リスクの少ない家具へと変身させています!
いくつか実際のリメイク事例をご紹介します!
まずは、高層マンションにお住いのお客様からご依頼いただいた「背の高い食器棚の分割リメイク」。元々の食器棚はこちら↓↓↓
亡くなられた奥様が婚礼家具としてお持ちになり、大切に使われていた食器棚。高層マンションで背の高い家具は怖い…と思いつつも、思い出深く、とても捨てられないとお悩みでした。
「上部のガラスの開き扉部分をなくして背を低くしたい」とご希望いただいたため、食器棚の上部のみをお預かりし、リサイズしました。
なお、奥様が大切にされていた食器棚の印象をなるべく残せるよう、天板の塗装や縁の加工など工夫を重ねました。
こちらの食器棚のリサイズ後のお写真はこちらです!
食器棚の印象は元のまま高さはバッチリ低くなりました!これなら万が一の際にも安心です。
上記のように、家具を元の用途のまま「高さだけ低くリサイズする」方法の他に、背の高い家具を全く別の用途の背の低い家具にリメイクする方法もあります。
お問合せいただいたのは、こちらの背の高い洋服タンスです。背丈は180cmほどありました。
お客様の寝室で使われていたそうなのですが、地震対策のためタンスを撤去して、クローゼットを設置することになった、とのこと。
また、ちょうど新たに机を購入する予定があるとのことで、お打ち合わせの結果、PCデスクとそのデスク横に置くキャビネットにリメイクすることとなりました!完成画像はこちら!
婚礼タンスの無垢チェリー材を存分に活かしたPCデスク&キャビネットに仕上がりました。脚にはオーク材を使い、無垢チェリー材×オーク材のコラボレーションがなんとも素敵です!
このように「地震の転倒リスクに備える家具」へのリメイクと言っても、様々なリメイク方法があります。背丈を低くするのはもちろんですが、背の高いタンスや食器棚から机やチェスト、テレビ台など様々な家具を製作可能です!
地震対策というと「大変…」というイメージもありますが、地震対策のための家具も「暮らしを楽しむ」ための家具にしてしまうのがルーツファクトリー。お客様の家具への想いをぜひルーツファクトリーにお聞かせください!
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