奥様との思い出の食器棚をリメイク。地震に備えて背を低くリサイズ!
最近、食器棚の高さ変更についてブログでご紹介することが多いのですが、お問い合わせもたくさんいただいています。
「天井の梁に当たってしまうから、数センチ低くしたい」
「地震が怖いから、腰高くらいにしたい」
など、ご相談いただく経緯も内容も様々です。
今回は、高層マンションにお住まいのお客様から、地震などに備えて背の高い食器棚を低くしたいご依頼をいただきリメイクさせていただいたお話をご紹介します。
リメイクさせていただいた食器棚はこちら。
最初お客様の娘さんがメールでお問い合わせくださり、お電話やメールでご希望内容をお知らせいただき、やり取りを重ねた後にお客様のお家にお伺いしました。
こちらはお客様がご結婚される時、奥様が婚礼家具としてお持ちになった食器棚だそうです。
高層マンションで背の高い家具は怖いなぁと思う一方、亡くなった奥様の家具を捨てる気にもなれずどうしようかと思っていたと仰っていました。
娘さんがネットでルーツファクトリーのことを見つけてくださったそうなのですが、いやはや、見つけていただけて何よりです!
上部のガラスの開き扉部分をなくして背を低くしたいとご希望いただき、家具作りたいおっさんが食器棚の仕様を詳しく見ていきます。
そして、ガラスの開き扉と引き戸の間をカットして、天板を新たに製作することになりました。
天板はなるべく元の意匠に近くなるように、色味を合わせたり縁を加工したりします。
家具をリメイクさせていただく時には家具全体をお預かりすることも多いのですが、今回は上部と下部が分解可能になっていて、上部だけのお預かりでも問題なく製作することができるので下部はお家にそのまま残すことに。
淡路島工房で、お預かりさせていただいたこちらのリメイクを進めます。
さぁ、仕上がりはどのようになるのでしょうか。
リメイク完成後がこちらです。
雰囲気はそのままに、スッキリと小さくなりました!
天板は既存の部材に色を合わせて調色し塗装しました。
縁の部分も元の雰囲気を崩さないよう面取りしました。
こちらをお客様のお家にある食器棚下部と合わせるとどうなるでしょうか。
納品当日。
お客様は「待ってました!」と出迎えてくださいました。
ようやく、二つで一つの食器棚上下が元どおりに。はたして・・・
じゃじゃん!
おおぉ〜!とっても素敵!!
上品な佇まいはそのままに、よりスマートな印象になりました。
高さが低くなり、万が一の時にも安心ですね。
お客様と奥様の思い出の家具が、処分されてしまうのではなくリメイクによってこれからもお客様の暮らしに寄り添ってゆける・・・
ご相談いただけて本当に良かったです!ありがとうございました。
「設置スペースにサイズが合わないからほんの少しリサイズしたい」
「地震に備えて思い切って背を低くしたい」
ルーツファクトリーでは様々なご要望にお応えします。お困りのことがあったらお気軽にご相談ください(^^)
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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