日々新たな事例誕生の家具リメイク10/31~11/5ダイジェスト


こんにちは!東京ベースのオーニシです。


このダイジェストブログがアップされる日曜夜8時、オーニシは大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に夢中になっております。番組の最後には、その日の内容にちなんだ史跡や名物などを紹介する「紀行」というコーナーがあるんですけど、先週の放送では鎌倉彫が取り上げられていました。


鎌倉彫のタンスリメイクのブログを載せたダイジェストの公開とちょうど同じ日だったので、なんてタイムリーな!と一人で盛り上がっていたら家族に不審そうな目で見られちゃいましたw


生命力をも感じる花の彫りが印象的な婚礼タンス (お客様からお預かりしたリメイク元の鎌倉彫和タンス)


好きなドラマを通じて、今まで知らなかった家具の歴史に触れることができて、ちょっと得した気分です♪


さて、ルーツファクトリーでは日々新たな家具リメイクの製作事例が誕生しつづけています。これもいつかは家具製作の歴史に残るようになったりするのかも!?そんな驚きの事例が今回もいっぱいです。さっそく見ていきましょう♪

アンティークテーブルの高さを低くして使いやすく


アンティークテーブルのリサイズのご相談をいただきました。お客様が8年ほど前に気に入って購入されたというこちらのテーブル、高さが合わず使いづらいなと感じておられたそうです。新たに椅子を購入されるご予定もあり、この機会にちょうどいい高さにリサイズしたいとのことでした。

Blog:H780のアンティークテーブルをリサイズ!使い勝手良くH700に


高さリサイズしたアンティークテーブルをお客様宅に納品

W2200×D840×H780の大きなアンティークテーブルを、日本の一般的な椅子と合うようにH700にリサイズ。特徴的な脚や幕板の雰囲気を損なわないよう、細部までこだわってリメイクしました。


H780からH700へ、およそ8センチ低くするに当たって脚のデザインに影響が出ないよう、上下をバランスよくカットしました。そして特筆すべきは幕板のカット。高さを低くしたことで天板下が窮屈にならないよう、中央部分のみを薄くしたのですが……。


テーブル下の空間を広くとれるように加工した幕板


幕板の端に入っている飾り彫のラインが、薄くした部分でも綺麗に繋がっています。ぜひ元のブログでリサイズ前のテーブルの写真と比べてみてください。ブログを書いたユリマタタが「観察すればするほど謎が深まっていく」と言っていますが、まさにそんな感じで、どうやってカットしたのか私にもまったくわかりませんでした。


お客様のお気に入りのテーブル、雰囲気はそのままにしっかりとリサイズすることができてよかったです(^^)


テーブルの高さは思った以上にいろいろなところに影響するもの。少しでも「使いづらいかも」と感じることがあったら、ぜひご相談くださいね!

婚礼タンスをダイニングテーブルにリメイク


サクラ材製の立派な婚礼洋服タンスを、ダイニングテーブルへとリメイクしました。


ダイニングテーブルにリメイクする前の婚礼タンス


こちらがリメイク元のタンスです。こんなに大きなタンスなのだからテーブル用の部材もしっかり取れそうな気がしますが、タンスとテーブルとでは構造が大きく異なるため、実はそんなに簡単ではありません。


簡単ではないけれど、ルーツファクトリーでは豊富な製作経験を活かして、お客様のご要望に合わせた方法でリメイクをすることができます。今回は「テーブルのデザインはシンプルにして、どこかにタンスの面影を感じられるように」とのご希望をいただきました。さてどんな仕上がりになったのでしょうか?

Blog:婚礼タンスをダイニングテーブルにリメイク!天板にさり気なく面影を


シンプルなデザインの実は婚礼タンスからリメイクしたダイニングテーブル

婚礼家具の洋服タンスの扉を活かしてダイニングテーブルにリメイクしました。一見シンプルに見えるテーブル。どこに洋服タンスの扉を活かしたかというと…その手があったか!と驚きのリメイク方法ですよ♪


ご希望通り、シンプルなデザインのダイニングテーブルになりました。ナチュラルトーンでまとめたお客様のお部屋にとってもお似合いです♡


お客様のダイニングスペースに設置したリメイクテーブル


そして「タンスの面影を感じられる部分」はどこかというと……それはブログ本編でチェックしていただきたいのでここでネタバレはしません。


でもほんとは言いたい!ものすごく言いたい!そして「ふふふ、すごいでしょう(^^)v」と自慢したい!(自分がリメイク作業したわけでもないのに)そのぐらい意表を突かれる、そして素敵な使い方になっています。


ちなみにこちらのお客様からは他にもいくつか家具のリメイクご依頼をいただいたとのことなので、そちらの紹介も楽しみにしていてくださいね!

大阪本社タニヨンベースに行ってみたい!


現在リニューアル作業が進んでいるルーツファクトリーの大阪本社・タニヨンベース。札幌ベース『みずの』は、ご主人の大阪出張をきっかけに、まだ訪れたことのないタニヨンベースへと思いを馳せます。

Blog:夫が大阪出張に!私もいつか行ってみたいな大阪本社のタニヨンベース


551のぶたまん

ルーツファクトリーがスタートした地、大阪に夫が出張!美味しいお土産をつまみつつ、関西と北海道のさまざまな違いにびっくり。現在絶賛リニューアル中のタニヨンベースもいつか実際に足を運んでみたい!


大阪みやげの定番・551の豚まん、間違いのない美味しさですよね!東京でデパートの催事に出店した時はなんと5時間待ちの大行列になって「大阪まで行ってきた方が早いんちゃう?」とか言われてましたね~。


みずのが書いているように、タニヨンベースは家具作りたいおっさん(ルーツファクトリー代表)やスタッフが自らリノベーションを手がけてスタートした場所。今またリニューアルして新たな出発をしようとしています。どんな姿を見せてくれるのか、めちゃめちゃ楽しみですね!

反りが出た無垢板でもリメイクできる?


大阪ベース『ひろみ』からは、すっかりおなじみになった感のある美味しいもの画像(いも天最高!)と、無垢一枚板を使ったリメイク事例のご紹介です。

Blog:反った木材もお任せあれ!味わい深い無垢一枚板がオープンシェルフに


作業板ビフォーアフター

反った木材でも家具のリメイクに使えるってご存じですか。今回は180cm 以上もある無垢の一枚板を二枚使って、元の味わい深い木材の趣きはそそままに使い勝手抜群のオープンシェルフにリメイクしました!


反りがある部分はそのままに、カットの位置や組み合わせ方を工夫することでリメイクを実現する、ひろみも「どういうこっちゃ?」と思ったそうですが、どのくらいの手間がかかったのか、想像もつきません。


工夫の甲斐あって、味わい深いとても素敵なオープンシェルフが出来上がりました。その姿、ぜひリンク先までじっくりとご覧になってくださいね!

家具の修理(リペア)もおまかせください!


もうすぐ結婚20周年を迎えるという名古屋ベース『にっしー』。20年も経つと、使ってきた家具にもいろいろと不具合が出てきたようです。

Blog:直すのが不可能そうな壊れた家具もROOTS FACTORYで可能に


ほぼ毎日開けたり閉めたりしていたら、外れてしまった引き出し

結婚当初に家具を買い揃えていたのですが、20年も使うと色々なものが壊れてきました。ROOTS FACTORYの壊れた家具をリペアしてお客様に大切に使い続けられている一つの製作事例をご紹介します。


大がかりな家具リメイクは必要ないけれど、ちょっとした破損部分や、うまく動かない部分だけ直したい。そんなご要望にももちろんルーツファクトリーはお応えしています。


お問い合わせの際には、直したい箇所のお写真を一緒に送っていただくとお話がスムーズにいきやすいです。こちらのブログの下部にもあるお問い合わせフォームからは画像添付もできますので、ぜひご活用ください。

来週のブログもお楽しみに♪


以上、1週間分のブログをまとめて振り返りました。


鎌倉彫の話で始まった今回のダイジェストブログ、なんと最後のにっしーのブログで取り上げているリペア事例の家具も鎌倉彫でした。すごい偶然!


本体や引き出し前板に割れのあった引き出しをリペア


せっかくなのでこの機会にもうちょっと鎌倉彫について調べてみようかな~、なんて思ったオーニシでした。


それではまた!





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