婚礼タンスをダイニングテーブルにリメイク!天板にさり気なく面影を
一見、シンプルに見えるこちらのダイニングテーブル。
実は、なんと婚礼タンスの部材を活かしてリメイクしたダイニングテーブルなんです。
えぇっ!婚礼タンスをリメイク!?一体どこにどんな部材が使われているというのでしょうか??きっとこの写真から正解を当てられる人はいないのではないのでしょうか。
まずは、リメイク前の婚礼タンスを見てみましょう。
3枚の扉と4杯の引き出しから成る洋服タンス。サクラ材のタンスで、深みある煉瓦色は重厚感があります。
リメイク前を見ると、ますますどうやってリメイクしたのかわからなくなりますねw
さて、ルーツファクトリーでは今までに何度も”婚礼タンスからダイニングテーブルにリメイク”をしてきていますが、タンスからダイニングテーブルへリメイクするのは様々なリメイクの中でもとりわけ工夫が必要になります。
というのも、タンスとテーブルは構造が全く異なるので、部材をそのまま活かすのが難しいのです。
「タンスの天板や側板をテーブルの天板に活かすことはできない?」とお問い合わせいただくことも多いのですが、タンスの天板や側板は中空になっていることがほとんどで、上から荷重がかかるテーブル天板には向いていません。
そんなこんなで、お客様から「ダイニングテーブルにリメイクしたい」とご相談いただく場合には、お客様のご希望をヒアリングしながら都度リメイク方法を考えていきます。
今回、お客様からはリメイクのご希望について、婚礼タンスのデザインを前面に出すというよりはお部屋の雰囲気に合うシンプルなデザインにして、どこかに面影を感じられるようにできたら、とお話しいただいていました。
シンプルなデザインで、長くお使いいただけるように強度を確保して、さり気なく婚礼タンスの面影も感じられるように…
どの部材をどのように使用してリメイクすればお客様のご希望を叶えられるか考え、今回はまた過去にない新たな手法でリメイクさせていただきました。
そうして完成したダイニングテーブルがこちら。
実は…
なんと、婚礼タンスの扉表面をダイニングテーブルの天板裏面に活かしているのです!
わかる人にだけわかるというこのさり気なさ、たまらないですね♪
ちなみに、天板の表面は婚礼タンスの扉と合わせてチェリー材にて化粧しました。
サイズはW1350×D900×H700。かなり大きかった婚礼タンスが、取り回しのしやすいサイズのダイニングテーブルとなりました。
こちらがお客様のお家への納品の様子です。
裏返しになっていてもオシャレですね♪
ダイニングに設置させていただくと、この通り。
お部屋の雰囲気にもぴったりです!
お客様も希望が叶って嬉しいと喜んでくださいました(^^)
ところで、こちらのリメイクをご依頼いただいたお客様からは他にもいくつかの家具のリメイクをご依頼いただいていました。
次回以降一つ一つご紹介していくのでお楽しみに!
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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