2019-05-31

シドニーでの串焼きへの挑戦。家族での移住から4年、選んだ道は…


こちらの記事は、ルーツファクトリー特派員に任命された”暮らしを楽しむ達人”によるブログです。ルーツファクトリーのテーマでもある「暮らしを楽しむ」を題材に、個性あふれる特派員たちが自由なトピックを展開!本日の担当は、串焼き職人としてシドニーで挑戦すべく家族で移住していたマル特派員!怒涛の4年間の後に選んだ道は・・・




毎度まいど、お久し振りのマルです!





先日までシドニーでの生活で色々ありましたが、この度4年間のシドニー生活に終止符を打ち、家族で完全帰国する事になりました。


とゆうか、もう帰ってきました。





今回帰国の運びとなった理由も色々あるのですが、端的に言うと、、


5月にビザの期限切れだったのを延長しませんでした。


あれほど、日本の生活に未練も残さずに家族でオーストラリアに移住したにも関わらずなぜ完全帰国したかというと・・・


1、ビザを延長する為のIELTS(英語のテスト)の勉強する時間と自信が無かった。


以前にも書きましたがこの難易度の高い英語のテスト、オーストラリアの移民法で毎年改定されるのですが、4年前まではバンドスコア5.0以上(リスニング、ライティング、
リーディング、スピーキング全て)取れば良かったものが、今回6.0以上が必要。。


このスコアは3年間が期限となり、移住前に受けたので再度受けなくてはいけませんでした。


IELTSのスコアは0~9までの9段階で採点されますが、このスコアをたった1上げるのが超難しいのです。





私の勤めていた博多串焼きの『ごりょんさん』シドニーサリーヒルズ店をオープンしてまだ4~5ヵ月。やっとこさスタッフ達が育ってきましたが、試行錯誤を重ねてメニューがころころアップデートされる日々。。


ランチも始める事になってからは、だいたい14時間くらいはお店にいるので、おうちに帰ってからはヘトヘトでソファーの上で寝落ちする毎日、勉強する時間なぞ皆無でした。


2、残された親が心配になった。


実は昨年の11月に父ががんで他界しました。


移住を決めた時点では親から遠く離れるので覚悟していた事だったのですが、お店のオープン準備中で父の死に目にも遭えず、昨年9月に一時帰国した際に会えたのが最期となりました。


その時に最後になるのは、自分も父も覚悟はしていましたが、やはり父ががんで他界したあとは残された母が可哀想で心配になりました。


もちろん連絡は取り合っていましたがどんどん憔悴して出不精になる母の事を考えると、今度は残された母の面倒をみることが自分の仕事かなーと思いました。


3、子供達が日本に帰りたがっていた。


うちの娘達は上が現在5才、下が3才になりたて。





今一番ハマっているのはプリキュアやらアンパンマンやらで、いつもYOU TUBEを見ながら「日本のおもちゃ、いいなあー」と羨む毎日。。


オーストラリアにも子供達に人気のテレビ番組やおもちゃはありましたが、断然日本のおもちゃやアニメの魅力やレベルが上!!


オーストラリアの芝生が広がるだだっ広い公園や遊具も素晴らしいのですが、日本のキッズ用施設もやはり子供達の目には憧れの対象のひとつでした。


あと教育に関しても、オーストラリアと日本とでは、日本のほうが優秀です。


英語にまみれて、多人種多文化の中でのオーストラリア式教育もすごく良いと思うのですが、日本のように集団生活を重視し、一人一人の学力レベルも高めていくやり方のほうが、うちの子供達には合うのかなーと思いました。


長女は一年間プリスクールという保育園と1学期だけ幼稚園に通いましたが、やはり英語の発音は親より上達したかも!





語彙力や聞き取りはもちろんまだまだですが、せっかく身に付けた英語力を忘れさせずに日本の教育に馴染んで欲しいなと願っております。


これからは日本の小学校でも英語の授業がどんどん入ってくるとの事で、少しだけ親としては期待するところ。


4、オーストラリアでの焼鳥に限界を感じた。


これもまだまだ時間のかかる事ではありますが、特に検疫の厳しいオーストラリア。日本の焼鳥屋さんのように、銘柄鶏を使ったりや備長炭で焼いたりというのはまだまだハードルが高いっ!!





もちろん鶏はブロイラーのみ。


しかも、業者も日本と違ってかなりいい加減。。


平気で匂いの出てる肉や、一度冷凍をかました肉を持ってくる。デリバリーの時間を守らない。頼んだ肉が来ない。


などなど、オーストラリアでは日本で有り得ないことが日常茶飯事です笑


炭は消防法の関係?で地域によって許可が下りる地域と、下りない地域があるようで、前のお店では炭は使えましたが、ごりょんさんでは電気式でございました。





電気式の焼き台は日本で使い慣れていたので別にいいのですが、炭の焼き台にしても備長炭のコストがオーストラリアでは高くつき過ぎです。日本産の紀州備長炭なんか、普通のオガ炭の5倍はします。。輸入のラオス産でも3倍はします。


また人件費も高いこの国では、日本のように全品300円均一!!みたいなのは絶対不可能。ましてや、日本より焼鳥の単価は高いのに質は日本よりも劣ってしまう。。


そんな中で切磋琢磨して、質の高い焼鳥を提供しようと頑張ってきましたが焼鳥だけではまだまだやっていけないオーストラリア外食業界の現状を肌で感じてきました。


そこで、ごりょんさんではインスタ映えする博多式の野菜巻き串や人気のとんこつラーメン、和と洋をフュージョンさせて、ウェスタンやチャイニーズのお客達にも魅力的に映る綺麗にデコった一品料理の数々で勝負せざるをえない状況でした。





おかげでかなりインスタやFBにはアップされて好評でしたが、焼鳥職人の自分としては自分の中のコンセプトとはどんどんかけ離れていってしまったのも事実であります。


そんなこんなで、一時はビザの延長も考えていましたが以上のことをひっくるめて、帰国という道を選びました。


帰国したらまた家族でゼロからの再出発となるので、それなら早いほうがいい!(歳も歳なんで。。)というのもあり、帰国が決まってからはけっこうバタバタいたしました。ギリギリまで仕事もしてたしね。


ごりょんさんでのお仕事は4月いっぱいで終わり、最後の一週間はゴールドコーストとケアンズへ家族と今までなかなか行けなかった旅行に行ってまいりました。





この4年間ずっーと仕事でシドニーからほとんど離れられなかったので、今回の旅行はめちゃめちゃ楽しかったでーす!あと、オーストラリアって無駄に広いなーと再確認いたしました!


日本帰国後は役所の手続き関係やら家探しや職探し(焼鳥屋さんはまたやる??)、子供の幼稚園探しなど、まだまだイベント盛り沢山でシビレますが、今後とも皆様の暖かい目で見守って頂ければ、これ幸いでございます。


今回でマルのブログはいったんお開きとさせて頂こうと思います。(突然の最終回。泣)


今まで読んで頂いた方々、ありがとうございます!!


また焼鳥焼くときは、新たなストーリーも始めると思うのでそれまでしばしのお別れです(;_;)/~~~


またなっ!





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マル



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