やってみる事とやる前に考える事。


移動時間が結構好き。


車や新幹線、飛行機など色々乗りますが
移動してる間の時間て結構好きなんです。

僕にとって移動時間は

考え事をする時間

になっています。
お客さまからお預かりしてるリメイクの案件や
改装中のタニヨンベースの工事のこと
今後の段取りや新しい取り組み

ゆっくり考えを巡らせていると
「あ!」っていう気づきなんかもあります。

そんな今は新幹線で移動中
大阪から東京に向かっています。



GWがはじまる前の土曜日の午後
新幹線はやや混みくらい。
子供達の姿も多く見かけます。

新幹線の窓から見える日射しが明るく
今年は暖かくなるのが遅いですが、
やっとちゃんと春が来た感じがします。

春の陽気を感じながら、
今回の東京でやる事を頭の中でおさらい中。
滞在は短めの2日間です。

大阪本社タニヨンベースの工事があるので
ゆっくり滞在はできないんですが
限られた時間をいかに有意義に使えるか
なにごとも計画が大事ですよねw

やってみる事とやる前に考える事


ここ数年心掛けている事があります。
それは

「やってみる事とやる前に考える事」

です。
歳をとると新しい事がどんどん億劫になりがち、
だからこそ「やったことのない事」には
積極的に取り組んでみるようにしています。

難しそうに思えた事や、
面白くなさそうに思えた事も
やってみると意外と面白く簡単だったり

逆に簡単に見えてたけどやってみたら…
っていうのもよくあります。



そしてもう1つがやる前に考える事。
「やってみる」と反対側にありそうな事ですが
これが結構大切だと思っています。

「やってみる」はチャレンジなんですけど
ただ思いつきでやっちゃうと
行き当たりばったりの無計画になっちゃいます。

僕はどっちかというとそういう人間だったので
それで苦労した事や人に心配をかけてしまう事
結構ありました。

それも終わってみれば良い思い出でもあるんですが
「やる前に考える」だけで
その行動の意味がだいぶ変わった気がします。

「考えてやらない」ではなくて
「何のためにやるの?」
とか「どうやってやるの?」
とか「いつやるの?」

そういった事を考える時間をつくるんです。
当たり前にやってる人の方が多そうですがw
僕にとっては結構大きな成長なんです。

家具をつくる時に大切な事


家具をつくる時もこの
「やってみる事とやる前に考える事」は大事です。
家具はやらないと形にはなりません。
でも「とりあえず」でやってしまうと
まともなモノは完成しません。

家具づくりにも挑戦的な部分、実験的な部分、
未知数な部分は常にあります。



経験を積めばそれが少なくなったり
予想できる範囲が広く深くはなりますが
「100%見通して作業する」というのは
ハッキリ言って不可能だと思います。

何度もつくっている製品でも同じです。
限りなく100%近くではあっても
1%、いや0.01%だったとしても
不測の部分はあります。

「100%分かる」と言っちゃうとそれは
「おごり」に繋がると僕は思います。

だから僕は、つくる時には
「自分がいかに分かっていないか?」を
考えるようにしています。

分かっているつもりでも、できる事であっても
「分かってない事」「知らなかった事」を探します。
そうやっていると次にやる時には
同じ事が全然違って見えたりします。

今日も明日もまたいろんな事を「やってみる」んですが
この「やる前に考える」を大切にして
どんどん新しい事をやっていきたいなって思います。

さぁ、次は何をやってみようかな!?






「家具作りたいおっさん」阪井

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