大きなダイニングテーブルをリサイズ。古材感残しながら不具合は修理
チークの古材が使われた味わい深いテーブルを、お部屋のスペースに合わせてリサイズさせていただきました。
お客様がご結婚時に購入されたというこちらのダイニングテーブル。
W2100 D1000と大きなサイズで、「今の家のリビングには大きすぎるのですが、とても気に入っているのでできたら使い続けたいと思っています。」とリメイクのご相談をいただきました。
お客様のご希望は、高さはそのままに横幅・奥行きを一回り小さくすることでした。
ちなみに、天板をリサイズするだけでなく脚フレームもリサイズするわけですが、こちらの脚フレームは分解ができないタイプだったため、リサイズするにあたってそのパーツを綺麗に解体して再び組み直すという作業が必要になります。
こんなにしっかりと組まれた脚フレームを綺麗に解体することなんてできるのでしょうか…!
さて、もう一つ、お客様から「天板にあるヒビ割れも汚れが溜まったりしてしまうから直したい」とご希望いただいていました。
ただし、お客様はこちらのテーブルを撮影のお仕事にも使われているそうで、「天板を綺麗にするにあたって、この古材感は失われないようにしてほしい」ともご希望いただきました。
果たしてうまくいくのでしょうか。
ここで、テーブルの加工の様子をちょこっとお見せします。
お預かりしたダイニングテーブルは、天板が枠(框)に板(鏡板)が入っているタイプでした。
リサイズ後もその形状にするため、ただ天板をカットするだけではなく治具を作成して…
このように、天板の四方の形も元と同じように!
そうしてリサイズ完了したテーブルは、どこを加工したのかわからないほど自然な仕上がりとなりました。
それでは完成後の写真をご覧ください。
W2100 D1000あったテーブルが、W1650 D700になりました。
サイズが小さくなったのは写真から見てとれるほどですが、「本当にリメイクで小さくしたの?」と思ってしまうほど違和感がありません。
チーク古材の質感もそのままにリサイズできました。
お客様が気にしていらした天板のヒビ割れも、綺麗に直りました♪
ところで、元のテーブルは脚フレームが分解できなかったためお家からの搬出が大変だったのですが、今回リメイクさせていただくにあたり脚を分解・組み立て可能な仕様に作り直しました。
大きな無垢の天板だったため反りなどもあり、分解可能な仕様にするのは一苦労だったのですが、各パーツを丁寧に作り直し問題なく分解・組み立てできるようになりました。
こちらのテーブルを、お客様のお家の元あった場所に納品させていただきました。
テーブルが一回り小さくなり、お部屋の空間がゆったりと感じられます。
納品にはご家族の皆様も立ち会ってくださったのですが、皆様「おぉ!ちょうど良いね!」「お願いして良かったね!」と喜んでくださいました。
そして、さっそくテーブルの周りに椅子もセット♪
なんて趣深い…!!
こちらの椅子も年代物だそうで、テーブルと合わせて使うためにクッションを張り替えたと仰っていました。とっても素敵です〜!
お客様のお気に入りの家具、これからも末長くご愛用いただけますように。
素敵なテーブルのリメイクをご依頼いただきありがとうございました!
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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