婚礼タンスをローチェストにリメイク。引き出し3段使い奥行き小さく
婚礼家具の7段引き出しの整理タンスをロータイプのチェストにリメイクさせていただきました。
神戸から千葉にお引っ越しをされるというお客様からのご相談でした。ご新居に持っていくことができず処分もお考えになったそうですが、「捨てるのは忍びなくて…」とリメイクについてお問い合わせくださいました。
(リメイクのご相談をいただいた整理タンスと洋服タンス)
整理タンスと洋服タンス、どちらもリメイクさせていただいたのですが、今回のブログでは整理タンスのリメイクについてご紹介します。
お客様からは「大小分かれている上3段の引き出しを使って、ローチェストにリメイクしてほしい」とご希望いただきました。
お電話でお話しを伺った上で、家具のお引き取りにお伺いした際に『家具作りたいおっさん』(ルーツファクトリー代表)が直接お客様にヒアリングをしてより細かくお打ち合わせしました。
そして、奥行きを400mmまで縮めること、高さを抑えるために天板や台輪の厚みを薄くすること、引き出しの開け閉めに便利なようにスライドレールを入れることなどが決まりました。
また、思い出の象徴としてできれば引き出し内部にある府中マークを残してほしいとご希望いただきました。
リメイク内容が決まったら、お客様の婚礼タンスを淡路島の工房にお預かりします。家具のお引き取り後には、お客様からこのようにメールをいただきました。
「思い出深い箪笥なので手放すとさぞかし寂しくなるかと思っていたのですが、お預けしてみると気分がスッキリしました。
新しくなった箪笥との再会を楽しみに待とうと思っております。」
お客様のご期待にお応えするべく、心を込めてリメイクさせていただきました!
上品で美しい婚礼タンスの雰囲気はそのままに、コンパクトなサイズに生まれ変わりましたよ♪
こちらがリメイク後です。
サイズは、W1430 D400 H540。天板や台輪を元より薄めに新規製作して、高さを抑えました。
厚みは薄くしましたが、上に物をのせても大丈夫なようにしっかり強度は確保してあります。
また、なるべく元の雰囲気を損なわないよう、全体の意匠に合わせて天板や台輪の面取りをしました。
高さだけでなく、奥行きも小さくなってスリムな印象になりました。
全部の引き出しに3段引きのスライドレールを入れました。開け閉めがしやすくなるというのもあるのですが、奥行きが浅くなったので引き出しの抜け落ち防止も兼ねています。
奥行きリサイズにあたり全ての引き出しを分解・加工・再組み立てしたのですが、引き出しの内側に印されていた府中マークはお客様のご希望通りばっちり残しました♪
ちなみに、リサイズした兼ね合いで側面だとマークがかなり端に寄ってしまいそうだったため、お客様とご相談の上、背面に移動させて綺麗に残しました。
リメイクした家具は千葉のご新居に納品させていただきました。
設置したのは、お客様の寝室。ベッドと壁の間にすっぽりと収めることができました。
納品時にお客様に引き出しの開け閉めの動作なども確認していただき「使いやすくなってる〜」と喜んでいただけました。
お客様の思い出が詰まったタンスが、ご新居で使いやすい形に♪喜んでいただけて何よりです。
さて、次回のブログでは一緒にリメイクをご依頼いただいた洋服タンスのお話をご紹介します。そちらもぜひお楽しみに!(↓のリンクからご覧いただけます)
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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