アンティーク調ダイニングチェアをリメイク!高さ変更&背もたれ加工
ダイニングテーブルの高さを変更したい、合わせてダイニングチェアの高さも合わせたい、とリメイクをご依頼いただきました。(ダイニングテーブルのリメイクについては文末にリンクを載せるので、そちらもぜひご覧ください♪)
リメイクのご相談いただいたダイニングチェアはこちら。
背もたれが弓のような半円を描いているボウバックチェアです。
ダイニングテーブルの高さはH710からH620に変更したいとご希望いただいており、椅子は差尺(テーブル天板までの高さと椅子の座面までの高さの差)がそのままになるよう脚をカットして高さを低くすることになりました。
また、肘掛け部分から上の背もたれをカットしたいと仰るお客様。
理由をお伺いすると、背もたれに割れてしまっている箇所があるとのこと。
背もたれ自体かさばりもするし、せっかくの機会なので肘掛け部分より上の背もたれはカットして扱いやすい形にしたいと仰っていました。
そして、リメイク後の椅子の色は、テーブルと同様にダークブラウンに変更したいとご希望いただきました。
さて、そんなこんなで今回のリメイクも内容盛り沢山です!
まず、脚のカットについて。
こちらの椅子は脚が外側に向かって広がっています。そのため、ただ単純に真っ直ぐカットしても成立しなくなってしまいます。角度を測って治具を作ってカットする必要がありました。
また、装飾が施されているため、切りっぱなしでは不恰好になってしまうので、小口の処理も必要です。
次に、背もたれのカットについて。
背もたれのスティックは肘掛け部分に通っているため、背もたれを肘掛けの上面でカットすると円形の跡が見えてしまいます。それでは、塗装をしたとしても見栄えが良くありませんよね…
最後に色の変更について。
ダイニングテーブルと同様にダークブラウンにするためには一度塗装を剥がし磨き直す必要がありました。背もたれも脚も装飾性が強く細かな部分が多いため、綺麗に磨き直すにはかなり手間がかかります。
しかし、これらの問題を長年培ったリメイク技術とアイデアでクリアし、素敵な椅子にリメイクすることができました!
リメイク後はこちらです!
何の違和感もありません!
脚はまさかカットしたと思えないほど、自然な仕上がりです。
背もたれのカット部分については…
なんと!肘掛けのラインに合わせて切り出した無垢材で化粧することで、まるで元からそうデザインされていたようなお洒落な仕上がりに!
ダイニングテーブルと合わせるとこのような感じになります♪
色を統一したこともあり、テーブルともよく合っています。
これがまたお客様のお家にとってもお似合いで!
納品させていただいた時の写真がこちらです。
お客様が気にされていたフローリングのお色味ともよくお似合いです♪
テーブルがシンプルな形になり、椅子の背もたれがなくなりコンパクトになったことで、全体的にスッキリしました。
お客様からは「こんなに素敵な家具、新しく買おうとしても出会えなかったと思います。ルーツファクトリーさんに頼んで良かったです。一生大切にします。」と、この上なく嬉しいお言葉をいただきました。
お住まいの地域でリメイク業者がなかなか見つからず、東京は少し遠方だったけれど思い切ってルーツファクトリーにお問い合わせくださったというお客様。
お客様のお力になれて光栄です。ご依頼いただきありがとうございました!
ダイニングテーブルのリメイクについては、↓のブログで詳しくご紹介しているので、こちらもぜひご覧ください♪
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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