3枚扉の婚礼洋服タンスを面影たっぷりにリビングボードにリメイク!
「婚礼タンスをリビング用の家具にリメイクしたい!」とご相談いただき、リビングボードにリメイクさせていただきました。
ご自宅マンションのリノベーションを機に、長く使ってきた婚礼家具のリメイクをお考えになったというお客様。
「どんな家具にするかはまだハッキリと決まっていないけど、とにかくリメイクはお願いしたい!」と言っていただき、お客様のお家のリノベーションが始まる前にお打ち合わせも兼ねて家具のお引き取りに伺いました。
リメイクさせていただくのはこちらの3枚扉の洋服タンス。
家具の雰囲気は気に入っているけれど背が高い家具は不安だし、洋服収納としては使わなくなるからリビング用の家具にできたら、とご相談いただきました。
そこで、幅はそのままに、高さや奥行きを縮めてリビングボードとして使い勝手が良くなるようにリメイクさせていただくことになりました。
お打ち合わせではお客様のご希望やお好みをヒアリングさせていただいた他、リノベーション後の床材や壁材の材質も教えていただきました。
(床材と壁材のサンプル)
リノベーション後にリビングボードを設置予定の場所も拝見して、お客様と一緒にリメイクのイメージを膨らませました。
お客様は、タンスの角などの曲線がかった仕上げが気に入っているとのことで、そちらを活かしてリメイクすることに。
また、タンスの扉の飾り彫もかなり気に入っていると仰っていました。でも、高さを縮めると、上下どちらかの飾り彫をカットすることになってしまいます。
お客様はそのことを残念がっていらしたのですが…家具作りたいおっさん(ルーツファクトリー代表)はしばし考え、このようにご提案しました。
「カットした扉の片側を、本体の側面に使うのはどうでしょう?」
扉を側板に!そんなことができるんですね!お客様は驚きながらもご提案を気に入ってくださいました。
ふふふ、元の婚礼タンスをたっぷり生かしたリビングボードになりそうですね。
さぁ、仕上がりはいかに!リメイク後の姿はこちらです♪
婚礼タンスの扉を活かした側板はこの通り。あまりにも自然に馴染んでいるので、元が扉だったとは言われないとわかりませんね。
お客様が気に入っていらした天板や底板のカーブも取り入れました。
こちらの天板、タンスの天板をそのまま活かしたように見えますが、実は違います。
タンスの天板は上に物をのせられるように作られておらず、また、仕上げもされていないので加工をする必要がありました。
そのため、天板の見附部分(カーブがかかっているところ)を一度切り離し、天板を加工後に再度接着する…という工程を踏んでいます。
底板も同じなのですが、底板に関してはそのままだと厚みがありすぎたので高さ方向もカットして加工しました。
たしかに、タンスのデザインが生きていて、かつ全体のバランスも綺麗に収まっています。
内部は補強して、棚板を設置しました。
こちらを、リノベーションが完成したお客様のご新居に納品です!
お伺いするとお部屋がめちゃくちゃ素敵になっていて、家具を運びながら思わずうっとりと眺めてしまいました。
そして、リビングの入り口にリビングボードを設置!
じゃじゃーん!とってもイイ感じ!
お客様は最初、元のタンスの色のままではリフォームしたリビングには濃すぎて浮いてしまうかしらと心配されていたのですが、お似合いです!
そうそう、扉は上部を使用したのですが、元々引き手は扉の中央に付いていました。
ということは、引き手は新しく取っ手を作るとか扉を掘り込むとかしか方法がないでしょうかとお客様からご相談いただいていたのですが…
なんと、元の引き手を移設しちゃいました。
えぇー!そんなことできるんですね!びっくりびっくり、私も驚いちゃいましたw
元の婚礼タンスの面影をいっぱい残したリビングボードに、お客様もとても喜んでくださいました。
素敵なお部屋でお客様の思い出の家具がこれからも活躍することに胸がいっぱいになりました。
リメイクをご依頼いただきありがとうございました!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
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