2段ベッドからテーブルにリメイク!天板は新規製作、なぜかというと
今回は、前回の2段ベッドリメイクのお話に続き、リビングテーブルへとリメイクしたお話を詳しくご紹介します。こんにちは、ユリマタタです。
前回も載せましたが、リメイク前の2段ベッドがこちら。
そして、リメイク後のテーブルがこちら。
かわいい〜〜〜!
前回ご紹介したベンチ同様に、ベッドの支柱とフレームがよく生かされたデザインです。お客様はベンチと合わせて使う予定と仰っていたので、お揃いなのもまた素敵ですね。
(納品させていただいた時の写真)
さて、前回のベンチは全ての部材を2段ベッドの部材から作りましたが、こちらのテーブルは天板のみ新しい材料で製作しました。
ルーツファクトリーでは、家具をリメイクする際に全ての部材を元の家具から作ることも可能なのですが、よりデザインの自由度が高い新規材料を使いながらのリメイクもご好評いただいています。
というわけで、今回は”新しい材料を使いながらのリメイク”という点に注目して家具のご紹介をしたいと思います。
お客様からはテーブルについて「W600mm D450mm H400mm くらいの大きさにしてほしいです。天板の角は丸い感じがいいです。」とご希望いただいていました。
その大きさの天板をベッドの部材からとるのは難しいので(できたとしてもあまり見栄えがよくならないので)、天板は新規製作することになりました。
使用した材料は、ベッドと同じ素材のパイン材。
ふむふむ、と思いながら天板の加工の様子を見ていると・・・
何やら、板材の端に細い角材を取り付けようとしています。
これはなぁに??
暇そうにしていた家具作りたいおっさんに聞いてみると、このように板材の小口に角材を接合することを「端ばめ接ぎ(はじばめつぎ)」というそうです。
板材の小口に木目方向と垂直に角材をわたすことで、材の反りや割れを防ぐ効果があるらしい。
また、お客様から天板の角を丸くしてほしいとご希望いただいていましたが、小口がそのまま出ていると断面が強調されて見栄えが悪くなるし、加工する時にトリマー(木材を切削する電動工具)の歯も綺麗に当たらなくなってしまうそうです。
なるほど〜〜〜。たしかに小口がそのままだと断面に縦の線がたくさん入ってきちゃいそうですね。
ちなみに、家具製作において板の接ぎ方はその目的に合わせて様々あるらしいのですが、そのお話はまた今度改めて。
こちらをトリマーで丸く削り、仕上げに手でやすりをかけていくと・・・
おおぉぉ〜〜〜!!すごく滑らかで綺麗な角丸天板に!!
この後、塗装をしていきます。
前回、フレームなどの緑色部分をタッチアップするために塗料を調色しながら色合わせしていったという話を書きましたが、こちらの天板もフレームと色が合うように気をつけながら塗装します。
そして完成したテーブルがこちら!
まるで、天板もベッドの部材から作ったのではないかと思うほどの自然な仕上がりです!
角はついつい撫で回したくなってしまう滑らかさ。
とっても可愛らしいリビングテーブルが出来上がりました。
新しい材料を使うことで元の家具の魅力がより一層引き立つ、そんな仕上がりになりました。
そんなこんなで、ルーツファクトリーでは新しい材料を使いながらのリメイクもご好評いただいています。
大切なのは「お客様がどんな家具を求めていらっしゃるか」なので、ご相談いただく際にはぜひなんでもご希望を教えてください(^^)
(全ての部材を2段ベッドの部材から作ったベンチについても、ぜひ見てみてください♪↓↓)
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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