ご実家の処分で廃棄を覚悟…思い出のダイニングテーブルをリサイズ!
ご実家を処分することになったものの、ダイニングテーブルの引き取り手がなく廃棄するしかないか…とお悩みだった、東京都福生市にお住まいのお客様からリメイクのご依頼をいただきました!
ほかの家財道具と共に処分するしかないと諦めていたところ「テーブルを小さくしたら誰かが使ってくれるかもしれない」と思い、ルーツファクトリーを見つけてくださったそうです。
近いうちに帰省するご予定があるとのことでしたので、日程を合わせてお客様のご実家がある兵庫県にお引き取りに伺いました!
リメイクをご希望のダイニングテーブルは伸縮式のとても大きなサイズのものです。そのままのサイズではかなり大きいので、すっきりコンパクトにしたいとご希望いただきました!
お客様がおっしゃっていたように、サイズを小さくすることで「使いたい!」とおっしゃる方がいるかもしれません♪
テーブルの天板をリサイズする際、天板の形状などに合わせてどのようにカットするかを決めるのですが、こちらの天板はヘリンボーンのようになっていて天板の縁も特徴的です。
シンプルなデザインの天板であれば、端や中央などリサイズしたい位置でカットしたあと面取りをして仕上げるのですが、同じような方法でリサイズすると天板本来の雰囲気を残すことができません。
せっかくリメイクするなら元の雰囲気を残しながらリサイズしてあげたい…そこで今回は少し凝った方法で天板をリサイズさせていただくことになりました!
天板の中央部分をカットして活かし、両端の縁を中央部分に取り付けるという方法です。シンプルな作業のようにも聞こえますが、ひとつひとつの工程がとても重要なリメイクなんです!
今回は天板塗装もお任せいただきましたので、担当したスタッフに作業の様子を聞いてみると「薄い化粧材が貼ってあるから磨き加減にかなりこだわった」とのこと。突き板の天板なのですが、本来であれば突き板の塗装は剥がせないんです。
天板を磨く作業はもともと時間がかかるものですが、突き板なのでより慎重に丁寧に。やり直しができないものなので、磨き加減に気をつけながら作業をおこないます。
そして、天板のサイズに合わせて幕板をリサイズし、既存の脚もそのまま活かします♪ダイニングテーブルの部材をしっかり活かすことで、小さくなっても面影を感じられる仕上がりになるのです。
ほかにもこだわった箇所があるのですが…まずはリメイク後のお写真をご覧ください♪廃棄を覚悟していた大きなダイニングテーブルが、コンパクトなスクエアテーブルに大変身しました!
サイズはW930 D930 H680。
製作を担当したスタッフが磨き加減にこだわっただけあって、天板が新品のように綺麗になりました♪
今回のご依頼では元の雰囲気を残しながらリサイズすることにこだわったので、こんなにコンパクトになっても天板のデザインは変わっていません。
天板の中央部分と両端をうまく組み合わせたことで、雰囲気を変えることなくリサイズできているんです。そこで注目していただきたいのが、天板四隅の留め加工です!
留め加工はなんといっても角度が重要!少しズレるだけでサイズが合わなくなってしまうので、こちらも慎重に作業をおこないました。見ていて気持ちがいいほどピッタリ綺麗に仕上がっています♪
幕板と脚も既存のものを活かしているので、テーブルのどの部分を見ても『実家にあったダイニングテーブルだ!』と感じていただけること間違いなしです。
テーブルはお客様のご自宅に置くことになったそうなので、ご自宅へお届けにあがります。脚は取り外し可能なので搬入はスムーズです♪
脚は幕板に取り付ける形で簡単に組み立てられるので、家具作りたいおっさんことルーツファクトリー代表阪井がサササッと組み立てさせていただきます。
あ!ちなみにお客様は、ルーツファクトリーの工房が淡路島にあるということが今回ご依頼をくださる決め手となったそうです。ご実家が兵庫県ということもあり、お母様と何度も訪れた思い出の場所だとお話しくださいました。
そしてご実家を処分するにあたり、廃棄するしかないか…と諦めていたダイニングテーブルがコンパクトになってお客様のもとに…♪
思い出の詰まったテーブルをこれからも長く、大切にお使いいただければ嬉しいです。
この度はルーツファクトリーにご依頼くださり、ありがとうございました!家具に関することやお困りごとなどございましたら、いつでもお気軽にご相談ください♪
やの
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