婚礼タンスをキャスター付きチェストにリメイク。様々なシーンで活躍
婚礼タンスをコンパクトなキャスター付きチェストにリメイクさせていただきました。
3棹の婚礼タンスから3つの家具にリメイクしたお話を先日からご紹介していますが、今回3つ目の家具のご紹介になります。(他2つの家具についてはブログ最後にURLを載せますね!)
お問い合わせ当初、テレビボードとハンガーラックへのリメイクをご相談いただいていましたが、そのお打ち合わせを進める中でタンス1棹分が材料として残ることになりました。
ご両親から贈ってもらって思い入れのある家具だから、なるべくすべてのタンスを活かしたいとお客様。そこで、テレビボードとハンガーラックともう一つ何か家具を作りましょうかというお話になりました。
そして、『家具作りたいおっさん』(ルーツファクトリー代表)がお客様のお話を伺う中でご提案したのが、キャスター付きの小ぶりなチェスト。
ダイニングテーブルの下にしまったりお部屋の隅にも置けたりするようなサイズであれば、ダイニングワゴンとしても便利なのではないかというお話から、婚礼タンスの扉などを活かしてリメイクさせていただくことに。
こちらも婚礼タンスの面影をたくさん残しながら新たな家具へと生まれ変わりました。
それではリメイク後の写真をご覧ください。
W474 D450 H600のキャスター付きチェストの完成です。
ちなみに、お打ち合わせ当時はダイニングワゴンに…とお話ししていましたが、後日お客様から「私の自室で使おうかなと思います」とご連絡いただきました。
たしかにこのサイズであれば、例えばデスク脇ワゴンやナイトテーブルとしても使い勝手が良さそうです。
婚礼タンスの扉を前面と側面に使用していて、横幅・奥行きはともにタンスの扉を綺麗に活かせるサイズにしました。
前面にはタンスの扉の上部・中部・下部を活かしているので、まるでタンスの扉がキュッと小さくなったようですね。
扉のデザインを邪魔しないよう、引き出しには取っ手をつけずにプッシュオープン式にしました。
引き出しを開ける際に手掛かりとなるよう、前板の上面には丸溝を掘り込んでいます。
天板は新規製作したのですが、一緒にリメイクした他の家具と同様に婚礼タンスの天板見附(正面)部分の部材を活かしました。
生まれ変わった家具をお客様のもとへお届けすると、「すごい!あの大きなタンスをこんな風にリメイクできるなんて」と驚きとともに喜んでいただくことができました。
納品時にもたくさんご感想を伝えてくださってとても嬉しかったのですが、納品後にもこのようにメールをいただいて胸がいっぱいになりました。
「(お家のリフォームにあたって)食器棚や本棚は大した物ではなかったので、処分するのに躊躇なかったのですが、婚礼ダンスはできず…御社にお願いしてよかったです。
リメイクした物を亡くなった父は何て言うかな~と想像しました。両親の思いとともにあと20年私が大切に使います。
その後は娘達がどこの部屋に持って行くのか、どのような使い方をするのか分かりませんが、以前のタンスよりも使いやすくなったことは間違いありません。
両親と私の思いを大切にしていただき、ありがとうございました。」
お問い合わせ当初、お客様とお電話でお話しした時からお客様の家具への思いを感じて「ぜひお力になれたら!」と思っていましたが、納品時や納品後にお客様の家具との思い出をお聞きして、改めてかけがえのない家具のリメイクをお任せいただいたのだと感じ入りました。
リメイクを気に入っていただけて何よりです。
末長くご愛用いただけますように。
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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