バーズアイメープルの婚礼タンス、奥行・高さを縮め下駄箱にリメイク
バーズアイメープルの大きな婚礼タンスを下駄箱にリメイクさせていただきました。
ご相談くださったのは、大阪市にお住まいのお客様。
お問い合わせのメールには「月内に引越しを控えているけれど、引越し業者さんに婚礼タンスの搬入が出来ない(階段の取回しが出来ない)と言われてしまいました。」と綴られていました。
どうしたものかとお困りだったところお姉様から「テレビのten.でルーツファクトリーという家具のリメイクをやっている会社が紹介されているのを見たよ」と教えてもらったそうで、それからお問い合わせくださったそうです。ありがとうございます。
さて、こちらの婚礼タンス(洋服タンス)の大きさは、W1350 D600 H2000でした。
お客様からはご新居の下駄箱へのリメイクをご希望いただいていて、横幅はそのままで、高さと奥行きを小さくすればちょうど良いサイズになりそうと仰っていました。
お引越しを月内に控えていらっしゃるとのことだったので、ひとまず先に家具をお引き取りし、リメイク後の詳細なサイズについてはご新居の間取りをご確認いただいてから後日お打ち合わせしました。
そして、当初お客様が仰っていたように横幅はそのままのサイズで1350mmに、高さはお客様が今まで使われていた靴箱と同様に870mmで製作させていただくことになりました。
奥行きは400mm〜450mm程度が良さそうとお話しいただいており、婚礼タンスの扉がかなり厚みのあるものだったのでなるべく内寸を確保できるように450mmで製作させていただくことになりました。
こちらはリメイクしている最中の様子です。
奥行きリサイズに伴い側板をカットする必要がありますが、タンスのような大型の箱物家具は側板がこのように中空となっていることが多いです。
再び使えるようにリメイクするのは手間のかかる作業にはなるのですが、素敵なバーズアイメープルを活かすべく、手間暇かけてリメイクさせていただきました。
それでは、どのような下駄箱が出来上がったのか、完成写真をご覧ください。
婚礼タンスの形を活かした3枚扉の下駄箱が完成しました。脚付きにしたので軽やかな印象となりました。
サイズはW1350 D450 H870。
背が低くなったことで天面が見えるようになりましたが、婚礼タンスの天板は化粧がされておらず上に物をのせるような強度にはなっていなかっため、天板は新しく製作しました。
本体と同じようにバーズアイメープルを使用するとなると(希少材のため)金額が高くなってしまいます。でも、だからといって違う材種で同じような雰囲気に仕上げようとすると、わざとらしさが出てしまいます。
そこで、今回は思い切ってまったく異なる素材を使用することに。真白なメラミン材を使用して明るく仕上げました。
内部には、各スペースに棚板を2枚ずつ入れました。
位置調整用のダボをあけてあるので、靴の大きさなどに合わせて棚板を動かすことができます。
こちらをお客様のご新居に納品させていただきました。
ご新居の玄関まで梱包した状態でお運びし、お客様の前でいざお披露目!
お客様は「とってもイイ感じ!」と喜んでくださいました。
本当に素敵です。シックな玄関に華やかなバーズアイメープルがよく映えます。
お家の入り口という一等地の家具を製作させていただいて光栄です。しかもお客様の思い出の大切な家具から。
ところで、お預かりしていた洋服タンスには、扉の内側に姿見がついていました。せっかくだからそちらもまた使えるようにしたいとご希望いただき、一緒にリメイクさせていただきました。
次回のブログではその姿見についてご紹介したいと思います。ぜひお楽しみに。
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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