ソファ脚加工の様子をご紹介☆切って、やすって、塗装して…
ルーツファクトリー東京店で「ソファの脚をカットしてほしい」とご依頼いただいたお客さまに、カットしてリメイクが完成した脚をお引き渡ししました。
お客さまがソファの脚カットをご依頼された理由は「ソファを買って部屋に置いてみたら、思ったよりも背が高くて・・・部屋に圧迫感を感じるから。」
カットした脚をお渡しすると「ちょうどいいです!ありがとうございます!」と喜んでいただけて嬉しかったです((*^^*)
ところで、脚の加工の様子をみなさまにご紹介したいと思って、私ユリマタタは淡路島工房の石川工房長に、製作中の写真をお願いしてました。
で、優しい石川工房長は忙しい製作中に写真を撮って社内連絡網に送ってくれたんですけど・・・
写真だけ。説明なし。
う〜ん・・
工程ごとに写真送ってくれてありがたいけど、「ここがポイント!」みたいなのも知りたいんだけどなぁ・・・でも忙しい石川工房長に改めてきくのもなぁ・・・
ってわけで、家具作りたいおっさんに電話できいてみました!(これ読んだおっさんから「俺は忙しくないんかいw」ってツッコまれそう→先週の家具作りたいおっさん)
「お疲れ様です!かくかくしかじかで、ソファ脚のカットのポイントについて教えてほしいんですけど・・・」
「ほうほう、ソファ脚のカットについて。石川くんが送ってくれた写真ちゃんと見れてないんだけど、あの脚って角度がついてたでしょう。その角度を合わせないとガタガタになっちゃうわけだけど、まっすぐに切るのがちょっと難しかったりするんよね。」
「なんかフリーハンドで切ってるように見えるんですけど、そんなことできるもんなんですか・・・?」
「『ジグ』ってのをあててると思うんやけど・・・」
「あーっ!これかぁー!」
ジグを見落とすユリマタタ!実際に写真を見てないおっさんには見えてるのにw
「でも、やすりをかけてる時、これはフリーハンドですよね。均一な丸み出すの大変そう!」
「やすりは、そうだね。R(半径)を測って慎重に調整していってると思うよ。」
「ふぉーっ!それでこんな完璧に丸みを出せるなんて!」
「そして最後に仕上げ、塗装をしてます。」
「うん。今回はウレタン塗装かな?塗装って、ペンキとかウレタンとかオイルとか色々仕上げ方があるけど、よく違いを聞かれるのはウレタン塗装とオイル塗装。ウレタン塗装は木の表面にうすーく透明な膜をつくる塗装方法。その膜のおかげで傷や汚れがつきにくかったり、木の割れや反りが発生しにくくなったりする。」
「一方で、オイル塗装は木そのものの肌触りを味わうことができたり、木の呼吸を妨げることがないから、ぬくもりを感じることができる。」
「木のぬくもりを感じることができるのも素敵だけど、メンテナンスのしやすさも大事ですよね〜。それぞれに良さがありますね!」
「ちなみに希望があれば、ウレタン塗装をはがしてオイル塗装に変えることもできるよ。」
「ウレタンじゃないけど、黒い塗装をはがしてオイル仕上げにリメイクした事例もありましたよね!」
【ブラックのシックなダイニングセットが・・・】
【木目が美しいナチュラルなダイニングセットに】
「そうそう、突き板とかだとできなかったりするけど、そんなこともできる。」
「家具のリメイクって、本当に幅広いですよね〜!」
・・・と、この後も家具のあれこれやルーツファクトリーについて、家具作りたいおっさんと話を膨らませていくのでした。それについてはまたの機会に!
いや〜、こうして、お客さまに満足いただける加工が行われていたんですね〜!納得納得!
やっぱり、「どんなことをしてるか」がわかると、家具がより一層楽しくなるなぁ〜♪
また他の製作風景も石川工房長にお願いして写真残してもらおっと(^w^)
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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