2018-12-29

婚礼タンス、背を低くして空間広々！天板を白くしてお部屋明るく！

ROOTS FACTORYでは様々な家具のリメイクを承っていますが、その中でもお問い合わせ数トップを争う婚礼家具。

婚礼タンスは、お部屋の壁一面覆うような大きなものが多いですよね。

とても立派で素敵ですが、お客様からは「今（もしくはお引越し先）のお部屋に合わなくて・・・」といったご相談をよくいただきます。

そこで人気なのが、家具のリサイズ。

大切な婚礼タンスの面影はそのままに、お客様のお部屋で使いやすいようサイズダウンの加工をさせていただきます。

最近特に多いのが、家具の高さを低くするリメイク。地震などの影響もあり、重心が低く安定した家具をお求めになるお客様がたくさんいらっしゃいます。

さて、今回ご紹介するのは、↓の婚礼タンスのリメイクについて。

以前お引き取りの様子をブログでご紹介させていただいていた、イラストレーター『小牧真子』さんの家具です。

イラストレーター『小牧真子』さんから婚礼家具リメイクのご依頼

ご結婚の時の思い出の婚礼タンスを、お引越し先のご新居でも使えるようにと、リメイクさせていただきました。

小牧さんとは、メールやお電話で何度もお打ち合わせを重ね、婚礼タンスの上置き部分を使ってテレビボードを、上置き部分と引き出し部分を使ってチェストを製作させていただくことになりました。

今回のリメイク、↑の図だとそれぞれユニットになっているものを組み替ればいいだけのように見えますが、少なからず構造を変えることになるので、やはり技術と手間を要する加工をすることになります。

例えば、テレビボードに作りかえるこの上置き部分。

もとのタンスは天井に届くほど背が高かったため、天板に物をのせられるようには作られていませんでした。

そこで、もとの天板を外して、

補強を入れ、

新しい天板を製作・取り付けしました。

ところで、小牧さんからは最初「今の色合いだと部屋が重苦しく感じてしまうので、白木やナチュラルな色に変更したい。」とリクエストを頂いていました。

でも、家具全体の色を塗り替えたりすると、かなりのコストがかかってしまいます。

そこで、作りかえる天板によってお部屋を明るい印象にできるように、白い材をアクセントにもってくることをご提案しました。

そうして納品させていただいたものがこちら！

お部屋にすっきりと収まり、空間がとっても広々感じられます。

お部屋全体の印象も明るくなり、壁に飾られた素敵なイラストも映えています。（左：峰岸　達、右：小牧　真子）

家具のリサイズをさせていただいたお客様からは「最初からこうだったみたい！」と喜んでいただくことが多いのですが、今回もお部屋によく馴染んでいますね！

小牧さんからは後日「リメイク家具は家族にも評判が良く、私も大切に使っています。そちらをイラストエッセイにしたいと思います。」と嬉しいメールをいただきました！

ところで、小牧さんは様々なアートイベントに参加されているそうで。年明けにも気になる企画展がたくさんありました！

日本酒好きな女性イラストレーター６人が、実在の日本酒ラベルをオリジナルで描くという「私の好きな日本酒」や

オリジナリティー溢れる４８枚ものカルタを見ることができる、年初めにぴったりな「いろはCarta 展」など

タイトルから気になるものがいっぱい！

他にも色々あって小牧さんのホームページから見ることができるので、ぜひ！！

（『小牧真子』さんのホームページ）

こんな素敵なイラストを描かれる小牧さんのイラストエッセイ・・・とっても楽しみです( ´ ▽ ` )

小牧さん、大切な家具のリメイクをROOTS FACTORYにおまかせいただきありがとうございました！

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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