2020-01-31

見た目はそのままにダイニングテーブルをソファに合わせてリサイズ！

こんにちは、東京店シモキタベース店長のユリマタタです。

今回はダイニングテーブルのリメイクのご紹介をします♪

ある日、シモキタベースへリメイクのご相談でお客様がご来店くださいました。

お電話やメールでのお問い合わせはもちろん、シモキタベースでも家具のオーダーメイドやリメイクのご相談を承っています。

担当スタッフが不在のことも多いのですが、店舗スタッフがお客様のお話をお伺いして担当スタッフにお繋ぎします。

今回ご相談にいらしたお客様は「ダイニングテーブルのサイズを小さくしたい」と仰っていました。テーブルの高さ、そして天板のサイズを現在お使いのソファに合わせて小さくしたいとのこと。

どのようにリメイクご希望か、ラフのイラストをまじえてやり取りしながら詳しく教えていただき、その後テーブルのお写真をメールでお送りいただきました。

（お送りいただいたお写真のうちの1枚）

お写真に天板が白っぽくなってしまっているところが写っていますが、そちらも綺麗にしてほしいとご希望いただきました。

工房にお客様とのやり取りを伝えて、どのようにリメイクできるか見当をつけます。

そして、お客様のお家へ直接伺って家具のお引き取り＆お打ち合わせをしました。

家具のお写真を確認するだけでどのようにリメイクできるかだいたいの見当はつけられるのですが、やはり家具は実際に見てみないと詳しい仕様や状態がわからない部分があります。

また、お客様にお会いした方がご希望を正確に汲みやすいことなどから、ご依頼いただくことが決まったらルーツファクトリーでは直接家具のお引き取りに伺って、その場でより詳細にお話を伺うようにしています。

お客様のお部屋でテーブルにスケールを当てながら、リメイク後のサイズを決めていきます。

高さについては、お客様にとってしっくりくる位置を探すために、ソファにお掛けいただいて雑誌を色んな高さに持っていったりしました。

そうして決定したリメイクの内容は、

・W1550mmあった天板をW1000mmにカットする。
・H700mmあった高さを、SH380mmのソファの高さに合わせてH650mmにする。
・天板を美装する。

です。

脚の形が気に入っているとお客様が仰っていたので、バランスが悪くならないように上下どちらもカットすることにしました。

さぁ、一回り小さくリメイクしたテーブルはどのように仕上がったのでしょうか！

まずリメイクBeforeはこちら。

そして、リメイクAfterがこちらです！

じゃじゃん♪

まさに「そのまま一回り小さくなった」と表現するのがぴったり！もはやどこをどうリメイクしたのかわかりません！

が。

実はこちらの天板、中央部分は新しい材で作り直しています。

えぇっ！？全然違和感ないですよね！

こちらの天板は塗装が白っぽくなってしまっている他、ところどころにポコっとした膨らみがありました。

どうやら天板の突き板（表面材）と下地の間に気泡のようなものが入ってしまっていたようで、そのまま磨き直すことは難しくありました。

そこで、お客様にご相談して天板中央部分は新しい材を使うことにしたのです。

私も写真を見返していて「おかしいな・・・たしか中央部分は新しく作り直したって言ってたのに、天板のフチも元通りになってるし、あれ？どういうことだ？？」と混乱してしまいましたw

さすがは家具作りたいおっさんが家具リメイクの元祖を自負するだけあります（＾v＾）

さてさて、無事にリメイクが完了したテーブルをお客様のもとへお届けします。

「待ってましたー！」とテーブルの到着を心待ちにしてくださっていたお客様。お披露目です！

ふふふ、ソファのサイズにぴったり♪テーブルが小さくなったことでお部屋の空間も広がりました。

お客様は「お気に入りのテーブルがそのままの雰囲気でちょうど良いサイズになりました！頼んでよかったぁ。」と仰っていました！

そして、納品後にも嬉しいメールをいただきました。

「最高の仕上がりに大変満足しております。
ステキなテーブルになりました。
本当にお世話になりました。」

ご満足いただけて何よりです！めでたしめでたし（＾＾）

ルーツファクトリーでは、お客様の大切な家具の雰囲気をそのままにサイズなどを変更することができます。

「引越しをしたら家具のサイズが合わなくなってしまった」
「用途を変えて使いたいと思っている」

そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください♪

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
Follow @yurimatataroots