婚礼タンスをオープンの収納棚にリメイク!面影を残すための工夫とは
婚礼タンスから、まるで作り付け家具のようにお部屋の壁面にぴったり収まる収納棚にリメイクさせていただきました。
サイズが大きく置き場所に悩んでいる…とご相談をいただくことの多い婚礼タンス。今回ご紹介するリメイクも、そういった経緯からご依頼いただきました。
お客様は、婚礼タンスを置かれているお部屋を「タンスの部屋」と呼んでいると仰っていました。「コンパクトにしたり、別の物にリメイクするなどして、すっきり出来ればと思っています。」とご相談くださいました。
そして、リメイクする家具のアイデアとして、こちらのスペースを有効活用できるような家具にしたいと仰っていました。
壁で仕切られた3つの空間それぞれに収まる家具…今回のブログでは、そのうち右端の空間に収まるようにリメイクさせていただいた家具についてご紹介します。
お客様からは洋服タンスと和タンスをお預かりしましたが、「クローゼットがあるから、洋服掛けはあまり必要なくなってしまった。カラーボックスのように、洋服を畳んで平置きできる家具にしたい。」とご希望いただきました。
扉をつけずにオープンタイプの収納棚にしたいとお客様。婚礼タンスは、特に扉が象徴的なデザインのため、扉を付けない家具の場合どのように面影を残すか考えどころとなります。
オープンタイプの家具にリメイクする際、側板に扉を使用して本体を製作することもありますが、今回は側面が壁で隠れてしまいます。
そこで今回採用した方法は…まずはさっそくリメイク後の写真をご覧いただきましょう。
こちらがリメイク後の収納棚です。
婚礼タンスのお色味を活かして、シンプルで上品な収納棚が出来上がりました。
サイズは、設置場所の寸法にぴっちり合わせてW600 D400となっています。
そして、ただお色味が同じなだけではありません。よーく見てみてください。
お気づきでしょうか。側板の内側に婚礼タンスの扉のデザインが見えます。
そう、外側は壁に囲まれて見えなくなってしまうため、内側に扉のデザインが見えるようにリメイクしたのです。
扉は凹凸があるため、棚板を取り付けるのに干渉しないよう仕様に気を遣いました。
ちなみに、高さは扉のサイズを目一杯活かして1950mmとなっています。
今まで、婚礼タンスの扉をリメイク後の家具の側板に使用する事例はたくさんご紹介してきましたが、内側に扉のデザインが見えるようにする事例は初めてご紹介するかもしれません。
家具作りたいおっさん(ルーツファクトリー代表)とお客様がお打ち合わせするのを聞いていた時に「そうか、こういう方法もあるのか!」と思わず膝を打ちました。
次回以降ご紹介する家具も、同じように婚礼タンスの扉のデザインが内側に見えるようにリメイクさせていただきました。そして、他にも婚礼タンスの部材を活かしながらリメイクさせていただきました。
どのような収納棚となったのか…ぜひ次回以降のブログもチェックしてください♪
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
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