鏡台の脚を経机にリメイク。脚の形をそのまま活かし天板を新しく製作
前回のブログで、鏡台からお仏壇とお仏壇を置くための小引き出しにリメイクしたお話をご紹介しました。
お問い合わせのメールをいただいた時はお仏壇のみご相談いただいていたのですが、鏡台をお引き取りに伺った時に「鏡台の部材を余すことなく使ってほしい」とご希望いただき、他にも家具を製作させていただくことになりました。
お打ち合わせの中で出てきた案の一つが、経机。
鏡台の脚に天板を付けたら経机としてちょうど良い高さになるのではないかという話になり、「いいですね!」とすぐに話がまとまりました。
お客様から家具のリメイクをご依頼いただいて、ルーツファクトリー代表の『家具作りたいおっさん』がお打ち合わせに伺うと、お客様から「その発想はなかった!よくそんなアイデアが出てきますね!」と言っていただくことがよくあります。
長年リメイクを手掛ける中で培ってきた技術と、お客様とお話しする中で湧き出るアイデア…それらが組み合わさって、唯一無二の家具のリメイクが完成します♪
ちなみに今回、経机のサイズについてはお任せいただき、鏡台の脚とのバランスを見て天板の大きさを決めました。
それでは、どのような経机に仕上がったのか、さっそく完成写真をご覧ください。
鏡台の脚をそのまま活かしながら天板を新しく製作し、小さな経机が出来上がりました。
正座して使う際にちょうど良い高さとなるよう、天板と脚の間にはスペーサーを入れました。
天板は脚のお色味に合わせて塗装しました。
天板サイズはW400×D320。
一緒にリメイクしたお仏壇ともサイズ感が合っていて、お揃い感がありますね♪
”鏡台から経机にリメイク”というと、まったく違うものに作り替える印象がありますが、部材の形をそのまま活かしながら見事リメイクすることができました。
故人を偲ぶ大切な場であるお仏壇や経机を製作させていただき、ありがとうございました。
さて、次回のブログでは鏡台のサイドの収納部分を活かしてリメイクした家具についてご紹介します。
サイドの収納部分をそれぞれ独立させ、2つのキャビネットにリメイクしました。次回のブログもどうぞお楽しみに!
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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