2022-04-19

屋久杉天板をダイニングテーブルにリメイク。ナチュラルな雰囲気に♪

屋久杉の無垢一枚板を活かして、ダイニングテーブルにリメイクさせていただきました。

こちらは元々、応接間で使われる背の低いテーブルだったそうです。

お客様からお問い合わせの際に、鹿児島の御祖父母様がお家を建てた時に購入したテーブルなのだというお話を教えていただきました。

お客様は子どもの頃にお祖父様・お祖母様と同居されていたそうで、現在東京にお住まいのお客様にとっても思い出深いテーブルとのことでした。

お祖母様が亡くなって以来、叔母様のお家の倉庫にしまわれていたそうなのですが、ある日「捨てるのも忍びないし、良ければ引き取らないか」とお客様に連絡があったそうです。

引き取りたい気持ちはありつつ、ご自宅に応接間が無いためそのままでは使いづらい…とお考えになっていたところ、リメイクを思いつきルーツファクトリーにお問い合わせくださったそうです。

ちょうどダイニングテーブルの新調もお考えになっていたそうで、ぜひこの天板を活かしてリメイクできたらとご相談いただきました。

お打ち合わせは、お客様のご自宅にて家具やお部屋を拝見しながら進めていきました。

お客様のお家は白基調の内装に北欧調のナチュラルなお色味の家具で統一されていました。

お部屋の雰囲気に合わせるため、屋久杉天板もできればナチュラルな色にしたいとのこと。こちらの天板は濃いお色味で着色されていたため、塗装を剥がせばナチュラルな雰囲気にすることができます。

無垢材ならではの反りや歪みも出ていたので、合わせて調整することになりました。40年以上使われてきたという歴史ある天板を最大限活かしながら、使い勝手よくリメイクします。

また、お客様はテーブルのオーダーリメイクに合わせてダイニングチェアも新調したいと仰っていました。

木製座面のウィンザーチェアがお好みとのことで、リメイクさせていただくテーブルやお部屋の雰囲気に合わせて見繕うことに。

とっても素敵なダイニングセットになりましたよ。それでは、まずはリメイクしたテーブルをご覧ください！

樹齢を重ねた屋久杉ならではの力強さがまっすぐに伝わってくる、唯一無二のダイニングテーブルが出来上がりました。

塗装を剥がしたことでより一層、木本来の風合いを感じることができます。

凹凸のある縁の耳部分は、手作業で丁寧に磨いていきました。

脚は、重量のある屋久杉天板をしっかりと支え、なおかつ重苦しくならないように。

硬くてしなやかなビーチ材を練り合わせて強度を確保し、ナチュラル色にすることで明るい印象に仕上げました。

力強くも優しく柔らかな雰囲気に仕上がったダイニングテーブル。

お客様とご相談の上、セットに選んだ椅子はこちらです。

ビーチ材のウィンザーチェア。ダイニングテーブルの脚をビーチ材で製作しているので、統一感もありお似合いですね♪

これらのダイニングセットを一緒にお客様のご自宅に納品させていただきました。

搬入しやすいよう、テーブルの脚は組み立て式なので、お客様のお家で組み立てていきます。

セットの椅子も搬入して、いよいよお披露目！

じゃんっ♪

予想通り！お部屋にとってもお似合いです！！

お客様から「素敵！カフェみたい！」と言っていただきました。

お子様もいらっしゃったのですが、「新しいテーブル！」と喜んでいらして、微笑ましかったです（＾＾）

御祖父母様が大切に使われていたテーブルを、お孫さんご家族が受け継いで暮らしの中で使われる…すごく素敵だなと思いました。

これからも、何年も何十年も使っていただけたら嬉しいです♪

リメイクのご依頼をいただきありがとうございました！

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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ダイニング、座卓、ちゃぶ台、食卓、いろんなテーブルのリメイク実例をご紹介！