料亭で使われていた4台のちゃぶ台をリメイク!天板生かしデスクに。
4台の輪島塗りのちゃぶ台をリメイクさせていただきました。
こちらがリメイクをご依頼いただいたちゃぶ台です。
黒塗りの脚に朱塗りの天板が美しい、趣のあるちゃぶ台ですね。
お客様は以前料亭をされていたそうで、こちらのちゃぶ台はその時に使われていたものだそうです。
料亭をやめ、ちゃぶ台は長らく建物の倉庫にしまわれていたそうなのですが、ある時インターネットでルーツファクトリーのことを知ってリメイクに興味をもったと仰っていました。
もうじき息子さんご家族と住むご新居が完成するとのことで、ご新居のお部屋で使うことができるデスクにリメイクできたら良いなぁとお客様。
保管されている建物にお客様と息子さんと一緒に伺い、リメイクのご相談をしました。
倉庫を拝見すると、料亭で使われていたというちゃぶ台は10台以上もありました。お客様は倉庫を眺め「せっかく作ってもらった物を捨ててしまうのはもったいなくて…」と仰っていました。
お客様と一緒に一つ一つ状態を確認していき、その中からリメイクする4台を決定しました。
ご希望のリメイク内容は、天板はすべてそのままに、3台はH740mmになるように、1台はH450mmになるように脚を新しく取り付けること。
脚とフレームは簡単に外れるものではありませんでしたが、お客様とご相談の上、分解して新しく黒染めの丸脚を取り付けることになりました。
さて、ここで一つ問題が。
長く保管されていたということもあり、天板には歪みがありました。
そのため、同じ長さの脚を作って取り付けてもグラつきが出てしまいます。
しかし、かと言って脚の長さを変えて作るわけにも、天板を削って歪みを直すわけにもいきません。
そこで、脚の裏にアジャスターを埋め込んで、デスクがグラつかないよう調節できるようにしました。
こちらがリメイク完成後のデスクです。
朱塗りの天板と黒染め脚のコントラストがカッコいいデスクとなりました。
脚の裏に取り付けたアジャスターは埋め込み型なので、外から見てもまったくわかりませんね。
元の脚フレームは分解式ではなかったため外す際にどうしても天板裏が傷ついてしまうものだったのですが、補修してスッキリ綺麗に仕上げました。
普段見えないところも綺麗だとやっぱり気持ちいいですよね。
この4台のデスクをお客様のご新居へ納品。
4台とも別々のお部屋に納品させていただいたのですが、お部屋ごとに壁紙の柄が異なり、とても素敵でした。
お部屋の雰囲気が異なるとリメイクさせていただいたデスクもそれぞれ違う表情を見せてくれて、それもまた味わい深かったです。
設置場所に合わせてデスクの脚裏のアジャスターを調節して、使い勝手もバッチリ!
その場に立ち会ってくださったお客様、息子さん、お孫さん、皆様に気に入っていただけたようでした。めでたしめでたし♪
ところで。
実はこちらの4台のちゃぶ台と一緒に、もう一つ大きな座卓のリメイクもご依頼いただいていました。
そちらの座卓も料亭で使われていたものだそうで、天板を生かしてダイニングテーブルにリメイクさせていただきました。
次回、そのリメイクについてご紹介するのでお楽しみに!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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