婚礼タンスの扉を生かして格調高い英国調のテレビボードにリメイク!
紫檀色の婚礼タンスからオフホワイトの家具3点にリメイクさせていただいた事例。
前回、タンスの鏡付き扉を生かしてスタンドミラーへリメイクしたお話をご紹介しましたが、今回はその他の扉を生かしてテレビボードにリメイクしたお話をご紹介します。(スタンドミラーについてのお話はこちらをどうぞ↓)
婚礼タンスからテレビボードにリメイクしたいとお電話でご連絡くださったお客様。
お電話の際には「どんなテレビボードにしたいか特に希望があるわけではないんだけど…」と仰っていたので、家具をお引き取りに伺った時にお客様のお部屋や他の家具も拝見しながらデザインを決めていくことになりました。
ルーツファクトリーでは、オーダーリメイクのデザインのリソースはお客様の中にあると考えています。
どんな家具にリメイクしたら一番喜んでいただけるか、お客様にヒアリングする中で答えを見つけ出していきます。
そして、今回のリメイクテーマとなったのが「英国調」。
元の婚礼タンスの美しい飾り彫を生かしながら、より上品に、格式高く。
優雅だけど甘すぎない、軽やかだけど厳かな、そんなイメージを実現するべくリメイクが進められました。
微妙なラインの違いで雰囲気は大きく変わるので、面取り一つにもかなり気を遣いながら作業します。
あと、これまたリメイクの難しいところが、設計図だけでは全体のバランスを見ることができないということ。
最初から新しく作るのであれば、「設計図通りに作る」ということができますが、お客様の家具の仕様は外から見るだけではわからない部分もあるので、加工を進めながらバランスを調節していく必要があります。
そうして、あーでもないこーでもないと試作も重ねながら作り上げたテレビボードがこちら!
「優雅だけど甘すぎない、軽やかだけど厳かな」・・・まさに!!
全体をオフホワイトにしたら甘く優しい雰囲気になりそうなものなのに、たしかに優しさはあるけれどそれだけでなくパリッと気高さを感じるというか。かっこいい。
取っ手のつまみは、オフホワイトの本体と合わせて落ち着きのある色味となるよう、元より少しトーンを下げてブロンズに。
内部はこのようになっています。
棚板は可動棚になっていて取り外し可能、また、AV機器等の収納場所に合わせて計4つの配線穴をあけています。
内部の仕切り板にも飾り彫を入れるこだわり。ふふふ。
あと、実はこちら、移動が簡単にできるようにキャスターが付いているんです。
どこに付いているかというと・・・
んん?
んんん???
どこに付いてる!?!?
わかりませんよねw実は箱の中に隠しキャスターが付いているのです。
キャスターが表にみえてしまうとどうしてもクラシカルな雰囲気がなくなってしまいますが、お客様からは「動かす時に重いのは大変だから、キャスターは絶対に欲しい」ともご希望いただいていて。
見た目は損なわずに機能面もバッチリ!なんて最高なんでしょう…!
お客様も理想通り!と喜んでくださいました(*´∀`*)
じっくりとお話をお伺いしたことでこのようにお客様に喜んでいただける素敵な家具に仕上がり何よりです!
さて、前回からスタンドミラーとテレビボードのご紹介をしてきましたが、もう一つ、とても素敵な家具を製作させていただきました。
次回、そちらのご紹介をするのでお楽しみに!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
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