2020-04-23

婚礼タンスの扉をいかしお洒落なキャビネットに大変身！製作〜納品編

こんにちは、ユリマタタです！

今回はこちらのブログの続き、タンスとしてあまり使われなくなったという婚礼家具のクローゼットを、CDなどを収納できるキャビネットにリメイクさせていただいたお話をご紹介します。

「タンスとして使うことが少なくなったから…」婚礼家具をリメイク！

お打ち合わせでお客様のご希望などをヒアリングして、以下のことをリメイクに盛り込むことになりました。

・背がかなり高く圧迫感もあるため、胸元ほどまでの高さにすること。
・脚付きにしてその下をお掃除ロボ『ルンバが通れるようにすること。
・お客様が大ファンという『宇宙戦艦ヤマト』をテーマの一つにすること。
・天板を市松模様にすること。

どのような家具が完成するのか、ワクワクしちゃいますね！

お預かりさせていただいた婚礼タンスは、淡路島工房に到着したらまずは詳しく検品し、デザインの詳細を詰めていきます。

そしてお客様にイメージ図をご確認いただき、いよいよ製作スタート！

今回は婚礼タンスの扉をリメイクして使用することになったのですが、扉裏にはこのようにネクタイハンガーやベルト収納などが取り付けられています。

これらを丁寧に分解して取り外していくところからリメイクは始まります。

そして、扉を小さなサイズへカットしていきます。

扉のリサイズも、全体の見た目のバランスや使いやすさ（取っ手の位置など）をよくよく見極めた上で進めていきます。

また、扉は框（カマチ）構造といって、中央の鏡板を外枠で囲うような造りになっているので、ただ切りっぱなしにするわけにはいきません。上下に枠を取り付け、再び扉として成立するように加工する必要があります。

本体は、元の婚礼タンスに合わせてオーク材で製作しました。

が、ここでちょっとひと工夫。ふふふ、どのように仕上げたかというと・・・実際にご覧いただいたら一目瞭然なので、お披露目しちゃいます！

リメイクが完成したキャビネットは、こちら！

扉と本体のコントラストがなんともお洒落なキャビネットに仕上がりました！エレガントな雰囲気をまとった扉が重たい印象にならないように本体はナチュラル色で仕上げ、見事爽やかな印象となりました。

ちなみに、元の扉はところどころ日焼けしていたのですが、磨き直すことでパリッときまりました。

そして、脚には『宇宙戦艦ヤマト』を仄めかすブルー！

わお！『宇宙戦艦ヤマト』をテーマにって、こういうことだったんですね！！さり気なくも絶対的なチャームポイント。グッときますね。

さらに、キャビネットの天板をご覧ください。

お客様こだわりの市松模様！とっても素敵です！

こちら、”こういう柄の板材”を使ったわけではなく、天然木のオーク材を一枚一枚、木目を見ながら貼り合わせていっています。

木目がしっかりとしているオーク材ならではの豊かな表情が贅沢に感じられますね。

あぁ、素敵すぎてついウットリと眺めてしまう・・・

内部はこのように縦３分割、横３分割となっています。サイズは、婚礼タンスの幅そのまま、奥行きはD600と深めなので、たっぷりと収納できます。

さぁ、素敵に仕上がったキャビネットを、いよいよ神戸のお客様のもとへ！

設置をご希望いただいた場所はお家の寝室。

そして・・・じゃじゃん！

なんたる光栄！！キャビネットの上には額縁入りイラストが！！

お客様、とっても喜んでくださって、後日お電話差し上げたら「すごく気に入って使っています！」と言ってくださいました。気に入っていただけてよかったー！

素敵なご依頼をいただきありがとうございました。

ルーツファクトリーの家具のリメイクは、お客様由来の家具を素材にした”オーダーメイド”。

お客様の理想やこだわりをたっぷりと詰め込んで製作します♪

大切な家具をお部屋に合わせてリメイクしたい！そんな時はぜひご相談くださいね（＾＾）

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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