大切な婚礼タンスをお仏壇にリメイク「実家が遠方だから寂しくて…」
こんにちは、ユリマタタです。
先日、お客様の思い出の家具をお仏壇へリメイクさせていただくことが増えているというブログを書きました。
今回は、婚礼タンスからお仏壇にリメイクさせていただいたお話をご紹介します。
(リメイクをご依頼いただいた婚礼タンス)
お客様は一番最初にお問い合わせいただいた時、「まだ何にリメイクしたいか決まっていない」と仰っていました。
”どんな家具にリメイクするか決めていないけど、大切な家具だからとにかくこの先もずっと使えるようにしたい”とご相談いただくことはとても多いです。
お客様は「引越しに際してとにかくタンスの背を低くしたいけど、具体的にはどうするのが良いかわからなくて・・・」と悩んでいらっしゃいました。
そこで、家具をお引き取りする時に詳しくご相談することになりました。
お電話やメールである程度お打ち合わせを進めることは可能ですが、お客様のご希望やお好みなどは実際にお会いした方がより正確に汲み取りやすいので、ルーツファクトリーでは家具のお引き取りの際に詳細なお打ち合わせもさせていただくことが多いです。
スケジュールを調整して、ルーツファクトリー代表の家具作りたいおっさんと一緒に横浜のお客様のお家へ伺いました。
お家に到着すると、他のお引越し作業はもうお済みになったそうで、お部屋には婚礼タンスのみが置かれていました。
とても立派な婚礼タンス。こうしてお部屋の真ん中で見るとよりその存在感を感じます。
家具作りたいおっさんは、婚礼タンスを丁寧に眺めながらお客様にお話を伺っていきました。
タンスの部材がなるべくいきるようにしたいと仰るお客様。「みなさん、どんな家具にリメイクされるんでしょう?」とご質問いただきました。
おっさんは今までのリメイク事例を、写真を探しながらお伝えしていきました。
そして、「最近はお仏壇のご依頼もよくいただきますねー」とお話ししたその時。
「えっ!お仏壇ですか?」
お客様はびっくりされたようでした。
「亡くなった父との思い出の品を置ける家具ができたらと思っていたのですが、お仏壇も作っていらっしゃったなんて。」
そのお話を伺って、より深くヒアリングを進めていく家具作りたいおっさん。
お客様は関西ご出身で、ご家族の中で一人だけ関東に引っ越してきたそうです。
「法事の時などは実家に帰っていたけれど、普段は少し寂しい思いをしてたんです。」と仰るお客様。
親からもらった婚礼タンスで祈りの場を作ることができたら・・・と、卓上タイプのお仏壇へリメイクすることが決まりました。
今回のリメイクのポイントは、なるべく婚礼タンスの素材を使用すること。
”元の家具の素材をなるべく使用する。”これは、家具をリメイクするにあたってよくご希望いただくことではありますが、お仏壇は他の箱物家具と違って内部の仕上げにも(内部の仕上げこそ)かなり気を遣います。
大きな婚礼タンスとはいえ、限りある素材をどのように使用するか。何年も家具のリメイクを手がけてきたその腕が問われます。
さぁ、お客様の思いが詰まった家具から作るお仏壇。果たしてどのようなリメイクとなったのでしょうか。
次回、その姿をお披露目しますのでご期待ください!
(【婚礼タンスをお仏壇にリメイク完成・納品編】4月17日アップしました!)
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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