無垢パインの座卓を勉強机にリメイク。天板・脚ともに机の材を活かし


ご両親からご結婚の時に贈られたという無垢パインの座卓を、デスクにリメイクさせていただきました。


リメイクのご相談をいただいたのは、こちらの座卓について。大阪市にお住まいのお客様からのご依頼でした。


リメイクのご相談をいただいた無垢パインの座卓


とても立派な座卓ですよね。天板の厚みは80mmもありました。


お客様はお引越しをされて、ご新居ではこちらの座卓が大きすぎるとのことでリメイクをお考えになったそうです。


勉強机へのリメイクをご相談いただいた座卓


最初にお電話でお話しをお伺いした時には、息子さん用の勉強机にリメイクするか、高さはそのままで天板サイズを1/6ほどにリサイズして折りたたみ脚の机にリメイクするか、どちらかにしたいとお話しいただきました。


そして、お客様の第一希望が勉強机だったということ、天板に厚みがあり座卓のまま折りたたみ脚にすると使い勝手があまり良くならなさそうということから、勉強机にリメイクさせていただくことになりました。


80mmの厚みがあった天板


お客様からご希望いただいたサイズはW700 D450 H800、脚の形状は「こんな感じがイメージです」と手描きのイラストを頂き、そちらをもとにデザインを考えていきました。


また、座卓の天板を無駄なく使いたいと仰っていたので、天板をリサイズした残りから脚フレームを製作させていただくことになりました。


ところで、こちらの天板は無垢材特有の反りがみられました。こちらの写真を見ていただくとわかりやすいですが、中央にかけてたわんだ形となっています。


天板に反りがあった座卓


反りのある天板をそのままカットして加工すると、ガタつきの原因になり、精度も出せないため組み立て式で作るのが難しくなってしまいます。


そこで、お客様とご相談の上、天板を平らに削る作業もさせていただくことになりました。ちなみに、天板を削るということは表面の塗装がなくなってしまうので、再塗装も必要になります。


新たな用途として使い勝手が良くなるよう、手間暇惜しまずリメイクしました。完成写真はこちらです。


座卓からリメイクした勉強机


無垢パインの味わい豊かなデスクが完成しました♪


また、先ほど書いたように天板は再塗装しており、脚フレームももちろん塗装し直しているのですが、使い込まれたような元の雰囲気を感じられます。


使い込まれたような味わい深い色味のデスク


脚フレームはお客様からご希望いただいたロの字型のものを、元の机の部材を製材して作りました。


H800と高さのある机のため、グラグラしないように足元に一本貫を入れました。


分解可能な脚フレーム


天板と脚フレームは六角棒レンチで分解することができ、脚フレームもロの字部分と貫部分を分解できるようになっているので、かなりコンパクトになります。


使用しない時にはしまいやすく、お引越しの時なども運搬しやすいですね。


天板と脚フレームが分解できる勉強机


生まれ変わった机を、お客様のご自宅に納品させていただきました。


リメイクした勉強机の納品時の写真


シックな内装によくお似合いですね♪


素敵な無垢パインの机、末長くお使いいただけますように。リメイクをご依頼いただきありがとうございました!





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