ローテーブルをダイニングテーブルに!天板伸縮機能を残してリメイク
テーブルのリメイクについて、ご依頼いただくことの多い内容の一つ、”高さの変更”。
高さを上げるのか下げるのか、また、何を重視するのか(見た目、機能面等)によって、リメイク方法はまったく変わってきます。
今回は、伸縮式天板のローテーブルを高さアップさせていただいたお話をご紹介します。
リメイクをご依頼いただいたテーブルはこちら。
高さ400mmのローテーブルで、天板をスライドさせることで奥行きを600mmから1000mmまで延長することのできるものでした。
天板を延長できると来客時の会食にも便利とのことで、お客様はとても気に入って使っていると仰っていました。
こちらをダイニングテーブルとして使えるようにしたいとご希望いただき、高さ650mmに変更することになりました。
さて、色々とリメイク方法はあるのですが、最初に書いたように”お客様が何を重視するのか”によって最適なリメイク方法は変わってきます。
こちらのテーブルは天板の伸縮機構が脚フレームに組み込まれていました。
伸縮機能はもういらない!ということであれば脚を一から作り直すことも可能ですが、お客様は伸縮機能を気に入っていらしたので、今回は既存部分は触らずに脚を継ぎ足す方向で考えることにしました。
ただ継ぎ足すだけでは強度がもたないため、補強をする必要もありました。補強の仕方も、お客様にヒアリングしながら決めます。
天板を伸縮する頻度が高いからそういった動きに耐えられる丈夫な造りにしてほしいということ…
天板の内側に出っ張る分には構わないけど、外に出っ張ると足や服の裾が引っかかりそうだから嫌だということ…
テーブルが無垢材で重いため、できれば片側の脚にキャスターを取り付けてほしいということ…
お客様のご希望を丁寧にヒアリングして、「リメイクして良かった!」と思っていただけるデザインを探っていきます。
そうしてしっかりとお打ち合わせしてから、工房で加工開始。
リメイクは製作を始めてからでないと(家具を分解してみたりしてからでないと)細かな仕様を決められないこともあるのですが、そんな時はまたお客様にご希望を伺いながら製作を進めていきました。
さぁ、今回もとってもイイ感じに仕上がりましたよ!リメイク完成後はこちらです♪
いかがでしょう、この自然な仕上がり!
強度、安定感が出るように補強を施していますが、すっかりと馴染んでいます。
継ぎ足した脚も材質・色味を揃えているのでまったく違和感がありません。
片側の脚の先端にキャスターを取り付けたことで、女性一人でもラクラク移動できるテーブルとなりました。
お客様お気に入りの伸縮機能はもちろん変わらず使えるようにリメイクしました。
納品当日、それまでやり取りをさせていただいていた奥様は残念ながらいらっしゃらなかったのですが、立ち会ってくださった旦那様とお嬢様は、
「えー!すごい!リメイクでこんな風にできちゃうんだ!」
と、驚き喜んでくださっている様子でした。ふふふ(*´∀`*)
そして、嬉しいことに奥様からも後日メールをいただきました。
「届けていただいた日は席を外せず後から拝見しましたが、家族みんなで脚を繋いだとは思えない自然さに感心しました。
使い勝手もとてもよいです。
ありがとうございました。」
お客様が重視されていた使い勝手も気に入っていただけて何よりです♪
リメイクをご依頼いただきありがとうございました!
毎日使う家具は使い心地が何より大切。
ルーツファクトリーでは、お客様のライフスタイルに合うリメイク方法を考えますので、なんでもお気軽にご相談ください♪
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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