婚礼タンスの天板を新しく製作。サイズはもちろんデザインも揃えて♪
婚礼家具の整理タンス用の天板を製作させていただきました。
先日のブログで、上下で分かれるようになっていた婚礼タンスの上側をウォークインクローゼットの中で使えるようにリメイクしたお話をご紹介しましたが、お客様は下側の整理タンスについてはそのままの形で使う予定と仰っていました。
しかし、上側の和タンスを外すことによって、下側の整理タンスには天板がなくなってしまいます。そのままでは、見た目だけでなく強度も落ちてしまう…ということで、お客様とご相談の上で新しく天板を製作させていただくことになりました。
整理タンスの本体天面には、和タンスとの連結ネジ用の穴が空いていました。
天板をしっかり固定できるよう、この仕様に合わせて製作していきます。
今回、お客様にご不便をおかけしないように整理タンス自体はお預かりせず、和タンスの底部をみて仕様を確認しながら製作を進めていきました。
そうして完成した天板がこちら。
幅・奥行きはもちろん、厚みも元のものと揃えました。
さらに、ふふふ、お気づきでしょうか。ただサイズを合わせただけでなく、和タンスの奥行きをリサイズした際に残った天板見附部分を活用し、まるで元の天板と同じような形に仕上げました。
天板全体のお色味も、タンスから浮いてしまわないようにしっかり色合わせしました。
そのことがよくわかる写真がこちら。納品時の写真です。
何も聞かずにこの写真を見て天板が新しく作ったものであると気づく方は、一体何人いるでしょうか。どこからどう見ても、”この整理タンスのための天板”です。
お客様もその仕上がりに驚きとともに喜んでくださり、「丁寧な仕上がりに、タンスが蘇った様でした。」と言っていただきました。
先日のブログでご紹介したように、”今までと違う使い方をできるように家具をリメイクする”というのもルーツファクトリーの得意とするところですが、今回のように”使い馴染んだ家具を使い続けていただけるように”、不足したパーツ等を製作することも大得意です。
長く家具を使っていると、パーツの一部が欠損したり傷んだりしてしまうこともあるかと思います。そんな時はどうぞお気軽にご相談くださいね。
さて、次回のブログでは、もう一つリメイクさせていただいた家具、婚礼家具の洋服タンスや和タンスの外観を活かしたキャビネットについてご紹介します。こちらも納品時にお客様からとても嬉しいご感想をいただきました(^^)
次回のブログもどうぞお楽しみに♪
ユリマタタ