「リメイクできない」と言われる突き板家具、どうして?実態に迫る!
先日ご紹介した家具のリメイク事例、長方形の座卓を円形のモダンなちゃぶ台にリメイクしたお話の中で、こんなことを書きました。
「突き板の家具はリメイクできない」と言われることもある
リメイクさせていただいたこちらの座卓は、天板に欅の突き板が使われているものだったのですが、そう、突き板が使われている家具は「他の業者さんではリメイクできないと断られて」とお客様からお話を聞くことがかなりあります。
なぜ突き板の家具はリメイクできないと言われるのか。
そもそも『突き板』とは何かというと、薄くスライスした天然木のシートのこと。それを土台となる材に貼って仕上げることで、天然木の風合いを感じることができ、尚且つ重量が軽く反りや歪みなどが出にくい比較的取り回しの良い家具を作ることができます。
そんな『突き板家具』をリメイクするとなると、単純にはカットすることができない、削ることができない、接ぎ合わせることができない、など、加工をしようと思ってもいくつもの壁が出てきてしまうのです。
ちなみに、リメイクさせていただいた座卓は、カットした断面がこのようになっていました。
空洞になっているのです。どうやってリメイクするの!?って不思議でならないですよね。
ルーツファクトリーがどうやってリメイクしたかは企業秘密になっちゃうんですけど、長年のリメイク経験&技術&アイデアを持ち合わせているルーツファクトリーでは、このようにバッチリ仕上げることができます。
突き板家具の加工が一筋縄ではいかないということに加えて、一口に「突き板家具」といっても、その中身、仕様は、メーカーさんそれぞれによって全く違います。(今まで幾千もの家具の中身を見てきた家具作りたいおっさんいわく。)
そんなわけで、製作自体も手間がかかるし、その前に「どうやってリメイクするか」ということを考えるのもとっても大変。それぞれの家具の仕様を丁寧に確認して、どのようにリメイクできるかの道筋をたてなければなりません。
また、仕様だけでなく状態も関わってくるし、お客様のご希望ももちろん大事なので、それこそ何百何千通りある加工方法の中から最適な方法を選び抜くのは途方もない作業になってきます。
そこまでしてなぜルーツファクトリーが家具のリメイクをしているかというと・・・
究極のところ「リメイクが好きだから」だったりしますw
お客様の家具に触れたり、お客様の思いをお聞きしたりすると、「なんとかお役に立ちたい!!」と燃え上がるし、そうしてリメイクした家具をお客様にお届けして喜んでいただけるとこの上ないハピネスに包まれます。
そのあたりのことは、ぜひ家具リメイクのパンフレット「家具リメイクしない?」を読んでみてください!(パンフレット請求承っています♪)
そんなこんなで少し話が脱線しかけましたが・・・突き板家具のリメイクは大変だけど、ルーツファクトリーでは問題なくできるよ♪というお話でした。
家具についてお悩みの時はどうぞお気軽にご相談くださいね。
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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ダイニング、座卓、ちゃぶ台、食卓、いろんなテーブルのリメイク実例をご紹介!
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