安定感を確保&コンパクトにする方法とは!?折りたたみデスクの製作
こんにちは、ユリマタタです!
前回ご紹介した、学習机リメイクの納品事例。
大きくガッシリとした学習机を、コンパクトで軽量な折りたたみデスクにリメイクしたのですが、今回はその方法と仕様についてより詳しくご紹介したいと思います!
(リメイク前の学習机)
今回、学習机から折りたたみデスクにリメイクしたのは、占い師のお客様がお仕事先で使えるようにするためでした。
お客様は様々な場所で占いをされていて、その先々へ自分でデスクを持ち運べるようにしたいと仰っていました。
ただ”持ち運べるように”するためなら、安定感を確保しやすい組み立て式(天板と脚を分解できる)にするのも一つの手だったのですが、さらに”持ち運びしやすいように”するため、お客様は折りたたみ式を強くご希望でした。
(学習机を分解して、天板のみにした状態)
折りたたみ式にすることで天板と脚がセットになるので、つまりその分重たくなってしまいます。
天板は元の学習机のものを使うので、軽量化を測るためには脚(となるフレーム)を工夫する必要があります。
フレームがなるべく軽くなるように、かつ、強度や安定感を損なわないようどう作るか・・・最適な方法を探るために、工房では何度も模型をつくりデザインを練っていったそうです。
と、ここまでは工房から送られてくる社内連絡でわかっていたのですが、実は私ユリマタタ、デスクの折りたたみの構造がいまいちわからずにいました( ̄◇ ̄;)なんであんなにコンパクトに折りたためるのー!
そこで、「あんだけ共有してたのになんでわからないんじゃゴルァ!!」と怒られないかビクビクしながらも、家具作りたいおっさんに直接聞いてみることに!
ユリマタタ「あのぅ、、学習机をリメイクした折りたたみデスク、折りたたみの構造ってどうなってるんですか?」
すると、家具作りたいおっさん
「気になる?気になる!?それはね!!」
怒るどころか、語尾にハートがついているんじゃないかと思うくらい熱く教えてくれましたwさすが家具大好きマン家具作りたいおっさん!
今回製作したデスクの幅は800mmだったんですけど、普通に考えたらそこに折りたためるフレームの長さ(奥行き)は、半分の400mmまでです。
しかし、400mmだと天板とのバランスが悪く、重心が偏ってコケてしまうのだとか。
そこで、しっかり天板を支えられるだけのフレームの長さを確保しつつ、折りたたんだ時にかさ張らないよう試行錯誤していったそうです。
ユリマタタ「ふむふむ、なるほど!で、どうやってかさ張らないようにしたんですか!?」
おっさん「右と左で脚の長さと付ける位置を変えた。」
ユリマタタ「・・・???」
私が頭にクエスチョンマークを浮かべているのがすぐにバレたらしく、家具作りたいおっさんは絵を描いて説明してくれました。
おっさん「こうやって、脚の金具を左右で違う位置に付けることによって、交互にパタンパタンと折りたためるようにした。」
ユリマタタ「ぬおおぉぉぉ!!理解した!!!」
おっさん「まぁ、仕組み自体はわかりやすくても、実際に作ってみるとなかなか綺麗に収まらないんだけどね。だから何度も何度も模型を作った。」
そうか、こうしてスッキリと折りたためるデスクが出来上がったのか・・・!ユリマタタは興奮した。
完成したデスクをお客様のお家へお持ちすると、お客様もとても喜んでくださって、
「これなら私でも運べますね!仕事でもたくさん使わせていただきます!」
と仰っていました。お客様の大切な家具を、使いやすくリメイクすることができて、めでたしめでたし♪
ROOTS FACTORYの家具のリメイクは、お客様お一人お一人のご希望に合わせて製作する、いわばオーダーメイド家具。
お客様の実現されたいことがわかったら、とことんそれを叶えられるようにリメイクしちゃいます♪
「この家具をこんな風に使いたい」というご希望ございましたら、ぜひなんでも仰ってください(^^)
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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