キッチンカウンター下にレコードも飾れるCDラックをオーダーメイド
大阪にお住まいのお客様からご依頼いただき、レコードも飾れるCDラックをオーダーメイドさせていただきました。
今回ご依頼くださったお客様のご自宅には、なんと1,000枚ものCDがあるとのこと!
キッチンカウンターの下がデッドスペースになっており、そこに「1,000枚のCDを収納できる、ちょうど良い棚を作ってほしい」というご依頼でした。
また、使用する材について、ご自宅のインテリアをオークで統一されているため、CDラックもオークで製作してほしいとご希望いただきました。
さて、お客様はルーツファクトリーの本社が近い谷町エリアにお住まいで、ご自宅に伺って綿密なお打ち合わせをさせていただきました。
まずはCDラックのサイズを決定します。カウンター下のスペースを目いっぱい使いたいとのことで、横幅は1,400mmに。
奥行きは、一般的なCDケース(160mm)がすっきりと収められ、なおかつカウンター下の奥行き190mmに収まるようにしてほしいとお話しいただきました。
高さについては、カウンター下820mmに合わせるか、横に置く家具の高さ700mmに合わせるか悩まれていましたが、カウンター下スペースを目いっぱい活かす方向で決定しました。
CDラック設置場所のキッチンカウンター下には電源コンセントがあり、こちらの電源コンセントを使用できるように設計を工夫してほしいということもご希望いただきました。
ところで、お客様は当初CDのみを収納できるオープンタイプのシンプルな棚をと仰っていましたが、レコードも20枚程度お持ちとのことで、お打ち合わせを重ねる中で、扉をつけてレコードを表に飾れたら一層嬉しいとお話しいただきました。
レコードを飾ることができて、奥行きがなるべく出っ張らないように…強度のことなども考えながら仕様を詰めていきました。
そして、お客様とじっくりお打ち合わせをした結果、完成したCDラックがこちらです!
スッキリとしたスタイリッシュなCDラックが完成しました。
カウンター天板の下にさらにCDラックの天板が見えるとうるさい感じになるだろうと考え、お客様とご相談の上でCDラックの天板は正面からほとんど見えないように仕上げました。こちらが実際にキッチンカウンター下に設置した時のお写真です。
そして、キッチンカウンター下の壁面に隙間なく設置できるよう、背面は巾木分を切り欠きました。
こちらも実際の設置写真をご覧ください。この通り、無駄な隙間なく壁にぴったりとくっつけることができました。
扉のレコードの倒れどめは、レコードジャケットが綺麗に見えるように透明度の高い素材を使用しました。
また、倒れどめの縁の下側に丸溝を掘って扉の開閉がしやすいよう工夫しています。
内部はこのようになっています。キッチンカウンター下での使い勝手を考えて、左側に両開き扉、右側の上部に片開き扉を配しました。
右側の下部はオープンのスペースにしてコンセントの使い勝手が良いように。コンセント部分の棚板も外せるようになっています。
安全面も万全です。天板にアジャスターを仕込んで、カウンター下天板と突っ張ってしっかり固定しました。
「キッチンカウンター下がデッドスペースになってしまう」というお話を耳にすることが多いですが、まさにスペースを有効活用できる家具をお作りすることができました♪
お客様からも「理想通りの出来栄え」と喜んでいただくことができました。ナイスアイデアな家具のオーダーメイドをご依頼いただきありがとうございました!
このように「市販品ではなかなか合うサイズがないけど、この空間にこんな家具が作れたら良いのに…」そんな時はどうぞお気軽にご相談くださいね。
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