細かい作業がたくさん!リメイク家具の製作の様子を覗いてみました!
こんにちは!淡路島工房オニオンベースのイデです。普段私は、工房の事務所で作業をしたりブログを書いたりしているのですが、事務所が工房の真隣にあるので、よく工房で作業をしている機械の音が聞こえてくるんです。
ということで、工房ではどんな風にお客様の家具が製作されているの?ということを知るために、工房での作業の様子を見てみることにしました!見ていても、何の作業だろう、、となってばかりだったのですが、職人に聞いてみると初めて知ること、見ることがたくさんありました。
そんな新入社員の私の発見を皆さんにご紹介できたらと思います!
工房を覗いてみると、平らな四角形の木の板をやすりで磨いている職人を発見です。やすりで磨くといえば、私の中では「表面を綺麗に磨く」というイメージだったのですが、それだけではありませんでした。
聞いてみると、リメイクする元の家具の木材を切った切り口の部分を、元の装飾の溝と同じように溝を作って磨いているとのことでした。
元々あった木の縁の装飾の溝
元の家具の縁には、この写真のように縁に溝が2本入った装飾があります。この家具をリメイクする家具に合わせたサイズに切った時に、切りっぱなしでは、切り口の部分だけ平らな縁になってしまいます。
それを元の家具の縁と揃えるために、切り口の部分に元の縁を貼り付けて、さらに足りない部分は自分で溝を作って、やすりで磨いていって揃えていくというわけです。
作業途中の溝
うっすらと磨きかけの溝が見えるのがわかりますか??
このような縁の面取りは、家具の縁の形に合わせた刃を使って機械でできるらしいのですが、今回のこの縁には合う形の刃がなかったらしく、手で磨いて揃えているとのことでした。
機械が使えなければ手でやるんですね!細かい作業まですごいです〜
そしてこんな感じで磨かれ、縁が揃えられました!
綺麗に元の縁のようになっているのがわかります!上から見てみると、、
横の溝だけでなく、上から見た時の角度もきっちり揃っています!
これを塗装して縁を揃える作業は終わりです。ここからこの板を使って家具の製作が始まります。
1からの家具製作ではなく、家具のリメイクだからこそ、このような細かい装飾を揃える作業が大切になってくるんですね。職人技です。。全く想像もしていない作業でした。
元の雰囲気を残したままリメイク家具として家具が生まれ変わるのは、今回知ったような職人の細かい作業があってこそなんですね〜
実際に工房での作業を見てみると、知らないことがいっぱいで、私自身とても勉強になりました。
こんな風に工房での作業の様子を紹介することで、リメイクを依頼してくださったお客様や、リメイクを考えているお客様が、リメイク家具ってこんな感じなんだ〜!とイメージしやすくなればいいな〜と思っています!
イデナナミ
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