分厚いテーブル天板を薄くしたい!スライス加工はこのように行われる
「テーブルの天板の厚みを薄くしたい」というご相談をよくいただきます。
天板に厚みがあるテーブルは重厚感があり素敵ですが、重量が重かったり天板下の空間が狭くなってしまったりと、場合によっては不便なこともあります。
実際に、ルーツファクトリーではテーブルのリメイクをするにあたって、天板の厚みを薄くする加工を承ることが度々あります。
先日ご紹介した、座卓からコーヒーテーブルにリメイクした事例でも、厚みのある天板を半分程の薄さにスライスしました。
2月にご紹介した、座卓からダイニングテーブルにリメイクした事例でも、天板をスライスしました。
この他にも、まだホームページではご紹介できていませんが、天板の厚みが7cmあった無垢ブビンガの座卓を天板スライスしてテレビ台とデスクにリメイクしたこともありました。(もちろん今度詳しくご紹介するのでお楽しみに!)
そんなこんなで、無垢材の天板をスライスする加工はよく行っているのですが…ブログにもちらりと書きましたが、実は天板スライスはかなり大掛かりな作業になります。
「え?なんか機械に通せばスパッと切れるもんじゃないの?」
ルーツファクトリー代表の『家具作りたいおっさん』が天板の厚みを薄くする加工をどうやってやるかと思い悩んでいた時、私はついそんなことを思いました。
ほら、長い刃のついた機械でピューっとやれば良さそうじゃない?ピューっと・・・。そんなフワフワした考えを家具作りたいおっさんに話したら、「どうやって?」と聞かれました。
えっ?どうやって?・・・たしかにどうやって??Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
考え始めると、「ピューっと切れる機械って、一体どんな機械なんだ?」「どうやって真っ直ぐスライスするんだ?」などなど、様々な疑問にぶちあたりました。
テーブルに使われる木材となると、かなり硬い木だったりもするしなぁ。糸ノコみたいなのを想像してたけど、もしかして刃が折れちゃう?
私が色々な想像を巡らせては「きっと違うなぁ」と正解を見つけられずにいると、家具作りたいおっさんから写真が送られてきました。
「こうやって天板をスライスしてる」
え?
えぇっ!?何これ!これが天板をスライスする機械!?でっか!!!
天板がベルトコンベアみたいなところを進み機械に通されスライスされるらしい。木工機械というかもはや工場。天板をスライスするにはこんなどデカい設備が必要なの!?
しかも、人も3人がかりで作業しています。
機械を操作しなくちゃいけないし、天板を支えなくちゃいけないし、スライスされた天板を受け止めなくちゃいけないし、そもそも天板がめちゃくちゃ重いしで、そりゃあ人手が必要になりますよね…!
ひぇ〜!こんなに大掛かりな作業になるとは!家具作りたいおっさんがずっと悩んでいたわけです。
使う機械の特殊さや作業にあたる人数の多さなどから、天板のように大きな板材をスライスするのはそう簡単なことではありません。
でも、できるんです。「テーブル天板の厚みを薄くしたい」というご要望にお応えすることができるんです!
今まで「きっとできるでしょ〜!」とフワフワと想像していたものが、本当にできるんだと実感することができて感動に震えています。
木工機械ってたくさんあるなぁと思っていたけど、きっとまだまだ他にも「これを使えばこんなことができる!」という機械があるんだろうなぁ。
面白い機械に出会ったら、またご紹介しますね〜!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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