カエデの座卓を2台のコーヒーテーブルにリメイク!お母様と娘様で…
お客様から「母の家にある古い座卓を、アンティーク風のコーヒーテーブルにしたい」とご相談いただき、リメイクさせていただきました。
ご相談いただいたのはこちらの座卓。
カエデ材の座卓だそうで、表情豊かな木目に見入ってしまいます。
こちらから一回り小さいテーブルを2台製作し、1つはお客様のお母様のお家用に、もう1つはお客様ご自身のお家用にしたいと希望いただきました。
家具のお引き取り当日、お客様は立ち会いできないとのことだったので、後日お電話やメールで詳しくお打ち合わせしました。
まず、リメイクするテーブルは2台とも同じ仕様のものを考えているとのことでした。
リサイズ後の天板の形など、イメージしているものがあるとのことだったので、画像を送っていただいたりしながらお打ち合わせを進めました。
お打ち合わせを進める中で、「天板が厚いと脚もある程度太くしないといけないですよね…ゴツくなっちゃうのは嫌なので、天板の厚みを薄くできたら…可能ですか?」とお客様。
天板の厚みを確認したところ、天板をスライスして半分程度の厚みにすることができそうでした。
そこで、驚きの事実が見つかります。
こちらの天板、一枚板に見えますよね。
木目の感じといい、サイドの波打つ耳の感じといい…私は無垢一枚板だとばかり思っていました。
しかし、実は一枚板ではなく、複数の無垢材を接ぎ合わせたものだったのです。
工房スタッフもみんな驚いていました。
この技術、すごくないですか!家具のリメイクに携わっていると、各工房さんの様々な技術に毎回驚かされます。
さてさて、そんなこんなで厚みを薄くした天板をさらに加工していきます。
天板が一枚板ではなかったので、再加工するにあたり綺麗に取れる天板サイズをその仕様を確認しながら割り出しました。
また、お客様から天板の縁の面取りについてもご希望イメージをいただいていたので、そのイメージとなるよう加工しました。脚もお客様からご希望いただいたターンドレッグを取り付けます。
さぁ、そうして完成したコーヒーテーブルは…!
じゃじゃん!
和風だった座卓が、ヨーロピアンのアンティーク風コーヒーテーブルに生まれ変わりました!
お客様のご希望で塗装は濃色に仕上げたのですが、無垢材ならではの味わいある木目がしっかりと生きています。
天板の縁も角の上から下にかけてカーブをつけ、上品に仕上げました。
天板の仕上げと優雅なラインを描くターンドレッグがこれまたマッチしています。全体の雰囲気に合わせ幕板を弓なりにしたのですが、こういった細かな仕様の違いで家具の印象は大きく変わります。
お揃いの2台のテーブルを、1台はお客様のお母様のお家へ、もう1台はお客様のご自宅へ。
こちらはお客様のお母様のお家に納品させていただいたお写真です。
「まだ設置する場所をちゃんと決めてなくて…」と仰ってたんですけど、この時点でもう素敵!パリッとキマッてます♪
納品直後、お客様から「母がすごく気に入ってました!」と教えていただきました。良かった〜!
そして、お客様のご自宅に納品させていただいたテーブルもお部屋にとってもお似合いで素敵だったんですけど、納品時バタバタとしてしまいお写真を撮影できませんでした。残念…!
でもお客様ご自身も気に入ってくださって。1つの家具から親子それぞれで使うことのできる家具にリメイクするって、良いなぁ〜としみじみ思いました。
リメイクしたテーブルとともに、お客様とお母様が素晴らしい毎日を過ごされますように。ご依頼いただきありがとうございました!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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