2023-08-09

コブ材天板のちゃぶ台をリメイク！和モダンなダイニングテーブルに♪

瘤（コブ）材のちゃぶ台をダイニングテーブルにリメイクさせていただきました。

リメイクをご依頼くださったお客様は、こちらの天板サイズはそのままに、高さをダイニングサイズにできるように脚を新しく製作＆取り付けしてほしいと仰っていました。

新しい脚は黒色にしたいとご希望いただきました。深みある赤銅色の天板に黒い脚…とてもカッコよさそうです。

脚の形や取り付け位置についてはお任せしますと言っていただき、ちゃぶ台をお引き取りに伺った時にお客様にヒアリングしながら詳細を決めていきました。

天板は無垢瘤材なのでご覧の通り真円ではなく、90cmくらいのところもあれば120cmくらいのところもありました。

例えば角脚にすると座る位置によって脚の角があたってしまうかもしれず、見た目も不揃いな印象になってしまいそうです。

また、幕板をつけるタイプだと脚を内側の方につける必要が出て、座るスペースが窮屈になってしまいそうだったため、天板にねじ込みできる丸脚をご提案しました。

中央1本脚も候補にあがったのですが、全体のバランスから丸脚をご希望いただきました。

そして、天板の美装もご希望いただきました。

天板の中央あたりに傷があり、それらを綺麗にしたいとお客様。

そこで、縁の凹凸があるところ以外の塗装を剥がし、磨き直して再塗装させていただくことになりました。

お客様のライフスタイルに合うように＆綺麗に生まれ変わりましたよ。

リメイク完成後はこちらです。

思ったとおり！表情豊かな瘤材天板がよく映えるダイニングテーブルとなりました。

高さは、天面の平らな部分がH720になるように仕上げました。

重厚感のある天板にスッキリとした黒い脚。脚の位置がなるべく外側になるようにしたので、天板下の空間が広々としてなおかつバッチリ安定感もあります。

脚は、木目がかすかに透けるように塗装しました。

木目の透ける黒塗装にしたことで重々しくなりすぎず、洋間にも合う仕上がりとなりました。

天板もまるで新品のようにピカピカになりました。

どこに傷があったのかわからないほどです。

生まれ変わったテーブルを、再びお客様のお家へお持ちしました。

こちらは納品の様子です。脚がねじ込み式なので、工具不要で簡単に組み立てることができます。

そして、いよいよお披露目の瞬間！

お客様はご覧になった瞬間「わっ！すごい綺麗になってる！」と仰っていました。

「新品みたい！すごい、こんなになるんだー！」と喜んでくださっているのを見て、こちらもとても嬉しくなりました。

元は純和風なちゃぶ台でしたが、リメイクしてモダンなお部屋にも似合う仕上がりとなりました♪

納品後日、お礼のメールをお送りすると、お客様からこのようにお返事を頂きました。