婚礼タンスをテレビ台にリメイク!元の濃色×ナチュラル色でお洒落に
お客様が30年近く使われてきたという婚礼家具の整理タンスをリメイクさせていただきました。
整理タンスを置いている和室をリフォーム予定というお客様からのご相談でした。
ちなみに、お客様のお住まいは三重県。三重からのご依頼はまだ少ないのでとっても嬉しいです♪
「タンスの引き出しを3段ほど使って脚付きのテレビ台にリメイクしたい」とご相談くださったお客様。
引き出しが重いけれどスライドレールを付けたら使いやすくなるかなぁともご質問いただきました。
そうですね、ルーツファクトリーでは今までに何度も婚礼タンスの引き出しにスライドレールを取り付けるリメイク加工をご依頼いただいてきましたが、完成した家具を納品すると皆様「開け閉めがしやすくなった!」と喜んでくださいました。
それならぜひ、とスライドレールを取り付けることに。
また、タンスの色が濃くて重たい感じがするから、全体を磨いて薄めの色にして雰囲気を明るくしたいとご希望いただきました。
たしかに、全体が濃色でかなり重厚感がありますよね。
しかし、こちらのタンスは本体が突き板といって表面にスライス状の薄い天然木シートを貼ってあるタイプのものなので、側面などはあまり磨くことができません。(磨きすぎると下地材が出てきてしまう)
ただし、引き出しの前板は無垢材でできているので、磨いて地の薄い色を出すことができます。
そこで!
引き出しの前板は磨いてナチュラル色にして、本体は元のままの色にしてツートンに仕上げることをご提案しました。
こちらもルーツファクトリーでよく採用する方法なのですが、ナチュラル色と濃色のツートンにすることで、グッと雰囲気が明るくなるのです。
お客様に賛成いただき、そのようにリメイクさせていただくことになりました。
それでは、どのようなテレビ台となったのか、さっそく完成写真をご覧ください。
じゃじゃん!
可愛い!!
引き出し前板がナチュラル色になったことで雰囲気が明るくなったとともに、引き出しの周りが濃色になっていることで全体が引き締まって見えて、とってもお洒落です!
本体は側板の他に天板にもタンスの部材を活かしたことで元の面影がしっかり残っています。
そして、こちらの引き出し、3段とも引き出しに見えて実は最上段は開き扉になっているんです。
えっ!?と思いますよね。ふふふ、こうなっているんです。
ダウンステーで上から下に開くようになっています。
開き扉部分の背面には、配線穴が開いています。
こちらのダウンステー式開き扉は、お客様から「デッキ収納スペースが欲しい」とご希望いただいていて、婚礼タンスの部材を活かしながら使い勝手良くなるように…と考え、リメイクしました♪
前板の天地が逆になっているのもポイント。
元々、タンスの引き出しは手がかりが下方に掘り込まれていました。そのままでは上から下に開けにくいので、手がかけやすくなるようにお客様とご相談上で前板の天地を逆にしました。
下2段の引き出しは、お客様が気にされていた開け閉めのしにくさを解消できるよう三段引きのスライドレールを取り付けました。
さぁ、可愛く便利に生まれ変わった家具を三重のお客様のお家へ!
設置はご自分たちでされるとのことで、玄関に納品させていただきました。
う〜ん、素敵♪落ち着いた上品な内装によく合います。
仕上がりにご満足いただけたようで、お客様から後日こちらのメールをいただきました。
「整理タンスの面影を残しつつ、カジュアルな要素も加わってとても気に入りました。
本当にありがとうございました。大切に使わせて頂きます。」
素敵なリメイクができるとそれだけでテンションが上がりますが、やっぱり家具のリメイクはお客様に喜んでいただけてこそ。
気に入っていただけて何よりです!
ところで、実は今回整理タンスのリメイクの他にもう一つ、同じく婚礼家具の鏡台についてもリメイクのご依頼をいただいていました。
そちらも元の部材を活かしながらツートンで可愛らしく仕上がりました。次回のブログでご紹介するのでお楽しみに(^^)
(鏡台のリメイクについては、↓からご覧いただけます♪)
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
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