2021-10-29

浸水で腐食してしまった鏡台をレストア＆一部キャビネットにリメイク

昨日、マンション上階からの水漏れで浸水してしまったというクローゼットのリメイクについてご紹介しました。

大きなクローゼットをリメイク！着物収納を扉付きでコンパクトな形に

そして実は、こちらのクローゼットのお隣に置かれていた鏡台も一緒にリメイクさせていただきました。今回はそちらの話を。

まず、鏡台もクローゼットと同じく床と接地している底部が腐食してしまっていました。

また、湿気はどうやら上の方まできていたようで、背板にも腐食してしまっている部分がありました。

お客様のご希望はそれらを綺麗にレストアすることと、もう一つ。

背がかなり高いので、これを機に一番上の開き扉部分を外して高さを抑えたいとご希望いただきました。

でも、取り外した開き扉部分をただ処分してしまうのももったない…ということで、その部分を独立したキャビネットとして使えるようにリメイクすることになりました。

さぁ、一体どのようなリメイクとなったのでしょうか。

まずはレストアした鏡台から。

腐食していた部分はもちろんのこと、湿気によってカビてしまっていた部分なども綺麗にしました。

台輪部分もこの通り。

元は部材が剥がれかけてしまっていましたが、新しく作り直してパリッと綺麗に仕上がりました。

さて、鏡台の最上部をリメイクしたキャビネットはどうなったのでしょうか。ふふふ、こうなりました！

底部を補強して、扉と同じ色味の脚を製作＆取り付けました。

扉の内部は元と同じ仕様。鏡扉部分の棚板も使うことができ、収納するものに合わせて棚位置を調整することができます。

収納って、背の高いところにあると出し入れが大変であまり使わないようになったりしますが、このように別体となれば好きなところに置けるので様々なところで活躍しそうです。

納品時、お客様も「これは便利ですね」と気に入ってくださったようでした。

レストアした鏡台も、前回ご紹介したお着物収納とともに背が低くなって、安心して使えるサイズになりました。

「これからも長く使っていきたいと思います」とお客様。また何かあったらお気軽にご相談くださいね〜！

リメイクをご依頼いただきありがとうございました！

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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