婚礼タンスをベッドサイドチェストにリメイク!引き出しの面影残し…
婚礼タンスの引き出しを生かしてベッドサイドチェストにリメイクしました。
お客様がご実家でご両親と使われていたという思い出の婚礼タンス。
タンスを置いていたアパートを引き払うことになり家具の行き場が無くなってしまうため、何かにリメイクできないか…とルーツファクトリーにご相談くださいました。
お客様からお問い合わせいただいた際、リメイク後の家具の候補をたくさんお聞かせいただきました。
お客様のご予算やご希望をお伺いしながらお打ち合わせを重ね、候補の中からベストと思われる、また、お客様にとって第一候補であったベッドサイドチェストにリメイクすることになりました。
使用したのは、婚礼タンスの小引き出し。
引き出し3段に合わせて本体を新しく作ることになりました。
ただし、お客様は幅サイズを450mm程度にしたいと仰っていましたが、引き出しの幅は550mm以上ありました。
リサイズをどのように行うか…元祖リメイク家具屋の腕が問われます( ̄^ ̄)ゞ
前板両端に厚みがあることでシンプルながら存在感のある引き出し。ぜひこの特徴を残したいところですが、そうするには前板を片側のみからカットするわけにはいきません。
しかし、真ん中部分は合板でできていたためそこをリサイズして組み直しても見栄え良く仕上げることができません。
そこで、前板両端の無垢材を活かし、真ん中部分は新しい材料を使用してリメイクすることにしました。
また、前板だけでなく引き出し本体もリサイズする必要がありましたが、その際に構造も変更しました。
元々は引き出し本体に直接前板が付く構造となっていましたが、強度のことを考えて、箱体を作りそこに前板を取り付ける構造に変更したのです。
(本体に直接前板が付く構造となっていた引き出し)
その他にも、ブリティッシュ家具がお好きというお客様のご希望に合わせて、取っ手はアンティーク調に、脚はターンドレッグにするなど、こだわりたっぷりにリメイクしました。
さぁ、どのような形に生まれ変わったのでしょう。リメイク後の姿はこちらです!
婚礼タンスの面影を残しつつ、気品溢れる英国調家具に仕上がりました♪
引き出しのシンプルながら奥行きを感じさせるデザインがとても上品です。
新しい取っ手は、数ある取っ手の中から引き出しサイズとのバランスを見て収まりの良いものを選び出しました。
天板と底板を本体より一回り大きくしたことで、ラグジュアリーな雰囲気に。
お客様が「これは絶対に叶えたい!」と仰っていたターンドレッグもチェストの雰囲気にぴったり!
そのままでは行き場をなくしてしまった大きなタンスが、リメイクで気兼ねなくお部屋に置くことのできるチェストになりました。
お客様の思い出の家具がこれからもお客様の暮らしとともにありますように。リメイクをご依頼いただきありがとうございました!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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