婚礼家具の扉生かし本棚にリメイク。文庫本も図鑑もぎっしり収納可◎
婚礼家具の洋服タンスと和タンスのリメイクをご依頼いただき、それぞれ別々の家具にリメイクさせていただきました。
今回は、洋服タンスのリメイクについてご紹介します!(和タンスのリメイクについては、こちらの記事(↓)をご覧ください♪)
「自分の部屋が欲しい!」というお子様のご要望で、婚礼家具を置いているお部屋を模様替えすることにしたと仰っていたお客様。
和タンスはリサイズしてウォークインクローゼットの中に設置することにしましたが、洋服タンスはウォークインクローゼットがあれば必要ないとのことで、他の用途で使える家具にリメイクすることに。
お客様は本が大好きだそうで、ぜひ本棚にリメイクしたい!とご希望いただきました。
最初「タンスの本体を使って幅や高さを変えずにリメイクしたら金額を抑えながら作れますか?」とご質問いただいたのですが、実はこれ、かなり大掛かりな作業になります。
タンスは奥行きがある(今回の場合は606mmでした)ので、本棚として使いやすくするには奥行きをリサイズしなくてはいけません。
そうすると一度全ての部材を分解して(頑丈に組まれている家具を分解するのは至難の業です)、それぞれ加工して、再び組み直すことになります。
(天板や台輪、扉は金物を外すことで分解可能ですが、それ以外を綺麗に分解するのはかなりのコツがいります)
また、洋服をハンガーでかけるのと重い本を棚板にのせるのでは力のかかり方が全く変わってくるので、補強も必要になります。
そのため、タンスの本体を使えば一見大きな本棚が作れそうですが、そう簡単な話ではないのです(^^;
でも、もちろん洋服タンスの部材を生かして本棚を作ることは可能です。
今回ご提案したのは、洋服タンスの扉を生かすリメイク。加工した扉を本棚の側板に用いて、棚板などは新しい材料を使って製作する方法をご提案しました。
美しい飾り彫が施され、婚礼タンスの”顔”ともいえる扉。
タンスの扉を本棚の側板に加工するのも大変な作業ではあるのですが、それでも元の素材を生かしてシンプルに良い家具にリメイクすることができます。
素敵な本棚が完成しましたよ。
さっそく写真をご覧ください♪
元の洋服タンスの面影を残しつつ、お部屋に馴染みやすいシンプルな仕上がりに。
お客様は図鑑なども収納すると思うと仰っていたので、下段は棚間ピッチを広くとりました。上4段は新書や文庫本などを収納できる寸法に。
また、「本が大好きだから棚にぎっしりと本を収納すると思う!」と仰っていたので、棚板がたわんでしまったりしないよう、強度にはかなりこだわりました。
スッキリと、そして頑丈に仕上がった本棚。
お客様のお家に納品させていただくと、「わぁ〜嬉しい!本を収納するのが楽しみすぎてワクワクしちゃう!」とお客様。
お客様の表情をみて、本当に本がお好きなんだというのがひしひしと伝わってきて、本棚を製作させていただけて良かったと改めて思いました。
「大切に使います!」と言っていただき、とっても嬉しかったです(^^)
ところで…
洋服タンスの真ん中の扉に彫られていたこちらの絵柄。
とっても素敵ですよね。でも今回のリメイクでは使わなかったのか…と思いましたか?
ふっふっふ…リメイク、しましたよ。
本棚の奥行きに扉をカットするとこちらの絵柄をバランスよく入れるのは難しかったため本棚には使わないことにしたのですが、お客様とお話しする中で「やっぱり素敵ですよね〜、なくなっちゃうのは寂しいですよね〜。」となり…
こちらの絵柄部分を生かした飾り棚を作ることになりました!
とってもお洒落な飾り棚ができました。次回のブログでご紹介するのでぜひ楽しみにしていてください♪
(タンス扉の絵柄部分を活かしてリメイクした飾り棚について、ブログアップしました↓↓)
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
Follow @yurimatataroots
素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
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