
ルーツファクトリーにお問い合わせいただく家具のリメイクの中でも、「居住環境に合わなくなってしまって」とご相談いただくことの多い婚礼タンス。
お家のリフォーム、お引越し、ご家族の巣立ち…様々なタイミングでリメイクのご相談をいただきます。
多種多様な婚礼タンスのリメイクをご依頼いただいていますが、こちらのページではタンス(衣類収納)という機能はそのままに、横幅や奥行き、高さなど、サイズを変更した事例をご紹介します。
婚礼タンスの横幅リサイズ!置きたい場所に置けるように
横幅が大きいと、それだけで設置できる場所が限られてしまいますよね。
「あと数cm小さければ、置きたい場所に設置できるのに」「半分くらいの大きさにできたら、引越し先に持って行けるのに」どんなお悩みにもリメイクで解決することができます♪
4枚扉の洋服タンスを2枚扉サイズにリメイク
横幅160cm以上あった4枚扉の洋服タンスを2枚扉分のサイズにリサイズしました。
約半分のサイズになったことで、お客様ご希望のスペースに設置できるようになりました。
リサイズ後の婚礼タンスをリフォーム後のご自宅に♪
天板や台輪(底部)の仕上げも印象を左右する大きなポイント。こちらの事例では元の意匠に合わせて加工し、まるで元からこのサイズだったのではないかと思うほどの仕上がりになりました♪
ちなみに、ロッカーのような1枚扉サイズへのリメイクも人気です。
整理タンスの2列あった引き出しを1列にリサイズ
引き出しが2列に分かれていた整理タンスのリメイク事例です。片側1列にリサイズしました。
カットした側面は元と同じように仕上げさせていただくことも多いのですが、こちらは「カット面は壁につけるから、仕上げを省略して金額を抑えたい」とご希望いただきました。
リサイズして幅・奥行き・高さすべてぴったりとクローゼットに収まった整理タンス
お客様のご予算とご希望に合わせてリメイクします♪
整理タンスの大きな引き出しを半分以下にリサイズ
大きな引き出しの横幅をリサイズしてスリムにしました。
引き出しの前板を途中でカットすることで片方の取っ手がなくなってしまうので、こちらの事例では新たにつまみを付けました。
スリムになったチェスト♪
リサイズする大きさによっては、元の取っ手の位置をずらして2つの取っ手を活かすことも可能です。
引き出しを半分に分割して2台のチェストにリメイク
横幅のある引き出しを半分に分割して、2台のチェストにリメイクしました。
トータルの収納スペックは確保しつつ、置き場所を選ばないサイズに♪
ご新居の2階のお部屋に並ぶ2台のチェスト
ちなみにこちらはチェストの側面にブレザータンスの扉を活かしていて、正面からも側面からも元の婚礼タンスの面影を感じられる仕上がりとなっています。
婚礼タンスの奥行きリサイズ!圧迫感が少なく
婚礼タンスは奥行きの深いものも多いです。
「設置できなくはないけど、圧迫感が出てしまう」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。また、「他の家具と奥行きを揃えてお部屋をスッキリさせたい」というお話もよく聞きます。
そんなお悩みを解決したリメイク事例をご紹介します。
洋服タンスの奥行きをリサイズ
奥行きサイズが異なっていた2つのタンスのうち、片方の奥行きを縮めました。
サイズが揃い、並べて置いた時にスッキリとした見た目になりました。
綺麗に奥行きが揃ったタンス
洋服タンスの奥行きはハンガーを掛けられるサイズで設計されていることが多いので、リサイズする際にはそういった点(ハンガーの幅が収まるか)を注意する必要があります。
内部のハンガー掛け
お客様とお話しする中で「どうしたら一番使い勝手が良くなるか」が見えてくることも多いので、ご相談いただく際はご希望やご質問など何でもお気軽に仰ってくださいね。
整理タンスの奥行きをリサイズ
「奥行きが大きすぎるからもっとスリムにしたい」とD400にリサイズしました。
グッとスリムになり、お部屋の空間を妨げない使い勝手の良いサイズになりました!
ベッドと壁の間にすっぽりおさまったチェスト♪
ところで、婚礼タンスの引き出しはレールが付いていないことが多いですが、奥行きをリサイズすると引き出しを開けた時に抜け落ちやすくなってしまう…ということがあります。
そこで、ルーツファクトリーでは引き出しタイプのタンスの奥行きをリサイズする際には同時にスライドレールを付けさせていただくことも多いです。(もちろんお客様のご希望に応じてスライドレールは入れないこともあります)
スライドレールをつけた引き出し部分
和タンスの奥行きリサイズ
和タンスの扉を外し、扉の蝶番が付いていた部分をカットして奥行きをリサイズしました。
和タンスはお着物を包む畳紙のサイズがある程度決まっているため衣装盆自体をリサイズすることは少ないのですが、「扉をなくして、その分奥行きを縮めたい」とご相談いただくことはとても多いです。
ウォークインクローゼット内で使いやすい!和タンスお着物収納
扉を外すことで、ウォークインクローゼットなど限られたスペースでの使い勝手も良くなりますね。
婚礼タンスの高さをリサイズ!地震対策にも◎
「背が高いから、地震が起きた時に心配」というお悩みをいただくことも多い婚礼タンス。婚礼タンスは高さ2m超えのものも多いですからね…
思い切って腰高程度の高さまでリサイズさせていただくこともあれば、少しだけ小さくしたいというご相談にお応えすることも。
様々な高さリサイズの例をご紹介します。
背丈以上あった洋服タンスと和タンスを腰高程度にリサイズ
婚礼セットであった洋服タンス・和タンス2棹の高さを腰高程度(H790)に揃えてリサイズしました。
お客様はタンスのすぐ目の前にベッドを置かれていたのですが、この高さであれば有事の際も安心ですね。
ベッドの前でも安心♪高さをおさえた婚礼タンス
ハンガーに手が届きやすい高さにリサイズ
「洋服掛けとして使いたいけど、圧迫感のある高さだからもう少し小さくしたい」とご希望いただきリサイズしました。
女性でもハンガーに手が届きやすい高さになりました。
ハンガーに手が届く!高さをリサイズした洋服タンス
ちなみに、お客様のご希望のもと横幅も20cmほどリサイズしてあり、「扱いやすい大きさになりました」とお喜びいただけました。
お部屋の梁下に収まるように高さリサイズ
「婚礼タンスが梁にあたってしまって設置したい場所に置けない」というSOSをいただくことがあります。
天井の梁下におさまらない婚礼タンス
「あと数cm小さければ入るのに…」その数cmが収まらないために大切な家具を手放してしまうのは切ないですよね。
中には、「梁があるところの前に無理矢理置いているけれど、背面にデッドスペースができてしまっていてどうにかしたい…」というご相談をいただくことも。
天板や台輪(底部)を調整してお部屋の梁下に収められるようになった事例がたくさんあります。こちらはその一つ。
台輪の高さをカットし、天板は後ろだけカットすることで、正面からの印象はそのままに梁下に収めることができました。
天板の後ろだけカット!梁に当たらず、見た目はそのまま♪
まとめ
いかがでしたか。今回は、タンスとしての用途はそのままにサイズを変更して使い勝手良くリメイクした事例をご紹介しました。
以前、お引っ越しを予定されていたお客様から「大きな婚礼タンスが入る部屋を探すのは大変。だから手放そうと思ってた。」というお話しをお聞きしたことがありました。
そして、婚礼タンスをリメイクさせていただいたお客様からは「処分するしかないと思っていたけど、リメイクをして使い続けられるようになって嬉しい!」というお声を多数お寄せいただいています。
婚礼タンスのつくりはメーカーさんによっても異なるので一筋縄ではいかないことも多いですが、ルーツファクトリーではお客様が大切な家具をいつまでもご愛用いただけるようリメイク方法を考えます。
「処分するしかない」と諦めてしまう前に、ぜひルーツファクトリーにご相談ください(^^)
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