お客様からのご要望
・新築の自宅で和タンスをそのまま使う予定だったが、今後を考えてコンパクトにした方がいいのではと思うようになった
・刺繍が使われている引き違い戸が気に入っている
製作コンセプト
・内部はそのままに、全体をリサイズしてウォークインクローゼット内で扱いやすいサイズに
・幅や高さの変更がなく、タンスの仕様からもカットが可能だったため本体は元のものを使用
・カット後の内部や見附部分は適宜補強を施し、湿気対策のために台輪を新たに作って取り付け
和タンス内部のお着物収納を、その部分のみウォークインクローゼット内で使えるようにリメイクしました。
ご自宅を新築され、こちらの和タンスはそのままお使いになる予定だったそうですが、奥行きや重量もあり、将来的に扱いに困ってしまうかもしれないので、とリメイクのご依頼をいただきました。刺繍が入った引き違い戸がお気に入りと伺い、開き戸の内部をそのまま使えるようにしながら全体をリサイズし、ウォークインクローゼットに置けるお着物収納にリメイクすることになりました。
縮めるのは奥行きのみで幅や高さは変わらず、タンスの仕様からもカットが可能だったため、本体は元のタンスのものを使用しました。接地面はそのままでは湿気が上りやすくなってしまうので、台輪を新規製作して取り付けています。
カット後の天板見附や側面は補強を施した上で新しく化粧張りしました。元のタンスの部材とよく馴染み、まったく違和感なく仕上がっています。
尚、タンスの開き戸を使ったリメイクを事例R337でご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
【家具のリメイクについてのよくあるご質問】はコチラ
R338:和タンス内部の着物収納を独立させて使えるようにリメイク
Before>After