大型キャビネットをリメイク②上部を活かしてキャスター付き本棚に♪
前回、テレビ台兼食器棚となっているキャビネットの下部を独立させてテレビ台にリメイクしたお話をご紹介しました。
今回は、キャビネット上部を活かして本棚(書類棚)にリメイクしたことについて書いていきます!
お客様とは、家具のお引き取りに伺う前にもお電話やメールでお打ち合わせをしていたのですが、ルーツファクトリーの過去事例をご覧になっていたようで、過去事例の中からリメイクのイメージを教えてくださいました。
キャビネット上部のリメイクについては、↓の事例を参考にしたいと仰り、さらに両サイドの扉部分を無くして幅も縮めたいとご希望いただきました。
【R170:大きなテレビボードの高さをカットしローボードにリメイク】
真ん中の扉部分のみのサイズにリメイクして、A4サイズの書類などを収納できるようにしたいとのことでした。
事前にお伺いしたお話をもとに、家具お引き取り時により詳細なお打ち合わせをしていきます。というのも、実際にお客様と一緒に家具を見ていく中で「こうしたらもっと使いやすくなりそう」ということも多々出てくるからです。
今回の場合、その一つが扉の引き手の位置についてでした。
中央の扉部分のみのサイズにリメイクするということは、元々目線の位置にあった扉が腰よりも下の位置にくることになります。
元の扉の引き手は足元にくることになるので…そうすると開け閉めがしにくいですよね。
どうすれば良いか考えながら家具の仕様を確認していたところ、扉の蝶番が上からも下からも同じピッチに付いていることがわかりました。
ということは!蝶番の位置はそのままに、扉を上下逆さまにして取り付けることができます!
お客様は「わー!そんなことができるんですね!扉のデザインが気に入っているので、嬉しいです!」とその案を気に入ってくださいました。
また、お客様から「書類を入れても動かしやすいようにキャスターを付けたいです。可能でしょうか?」とご相談いただきました。
はい、可能です♪底部を補強して、双輪キャスターを取り付けることになりました。
さぁ、どのような本棚となったのでしょうか。リメイク後はこちらです!
元の雰囲気を残しながら、とってもコンパクトになりました。
扉を上下逆さまにしたことで、引き手の位置がちょうど良いところに!まったく違和感ありませんね。
天板は、元々背の高い家具だったため天面が化粧されていなかったので、新しく作り直しました。
構造が変わったので、底板も作り直しています。
どちらも新しく作ったとは思えないほどよく馴染んでいます。
内部は、元の棚板を使用しています。
元の家具を最大限活かしながら、この先長くお使いいただけるように使い勝手を考えてリメイクしたキャビネット。
昨日ご紹介したテレビ台と一緒に、リフォーム後のお客様のお家に納品しました。
設置場所は、2階のお部屋。コンパクトになったので、階段搬入も難なくできました。
生まれ変わった家具をご覧になったお客様に「理想通り!リメイクをお願いして良かった!」と喜んでいただけました。
キャスター付きになって動かしやすくなったのも気に入っていただけました。
そして、納品翌日お客様からこのようなメールをいただきました。
「家族も『見ばえが良くなってる!』と仕上がりにとても満足したようで、母が30年前に気に入って購入したものを形を変えて今の暮らしに合わせて使い続けられるので頼んで良かったねと話していました。」
ご家族の皆様にもご満足いただけたとのこと、何よりです!
30年前から大切にされてきた家具が、きっとこれからも大切にされ続けるのですね。リメイクに携わることができて光栄です。
素敵なご依頼をいただきありがとうございました!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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