婚礼タンスの引き出しからチェストにリメイク!デスクとサイズ揃えて
婚礼タンスの引き出しを活かして、脚付きチェストにリメイクしました。
お客様からのご依頼は、和タンス下部の引き出し3杯を使ってW750 D405 H710のチェストにリメイクすることでした。このサイズは、お隣で使われるデスクと揃えるためのものでした。
チェストには、ニットや下着類を収納する予定とのこと。幅・奥行き・高さすべてリサイズする必要があり、どのようにリメイクするのが良いかお客様と一緒に家具を見ながらご相談しました。
引き出しをリサイズするにあたっては、色々な方法があります。
まず、前板をどのようにカットするか。
今回は、お客様のお話をお伺いしていると、左右対称でスッキリしたデザインがお好みのようだったので、左右両端をカットしてシンメトリーに仕上げることにしました。
この他、ルーツファクトリーではよく引き出し前板を端からカットして、切り落として引き手が無くなった側には新しく取っ手をつける…というリメイクをすることもあります。こちらも遊び心があって可愛い♪と人気のリメイクです。
そしてもう一つ、引き出しをリサイズするにあたってインセットにするか、カブセにするか、ということも重要なポイントとなります。
インセットだと、引き出しの前板が本体の側板より内側に収まります。逆にカブセは引き出しの前板が側板の手前にきます。
どちらの方が良いということはなく、お客様からご希望いただいているサイズ(外寸・内寸)の兼ね合いであったり、デザインのお好みによって決めます。
今回は、カットした引き出し前板をスッキリ収めるためにインセットにすることになりました。
その他、引き出しにスライドレールを取り付けるか、奥行きのリサイズはどこをカットするか、高さをご希望のサイズに合わせるためにどうするか…など、家具のリメイクは考えなくてはいけないことが山盛り!
お客様のお話を伺いながら、一つ一つ最適な方法を選んでいきます。
さぁ、そうしてリメイク完成したチェストはこちら!
幅・奥行き・高さともにキュッと小さくなり、スタイリッシュなチェストへと生まれ変わりました。
今回、予算重視でとご希望いただき、本体にはラワン材を使用しました。引き出しの落ち着いた色味のナラ材が濃色塗装されたラワン材に囲まれてパリッと仕上がっています。
底部には新しくオーク材で脚を製作して取り付けました。お客様は「台輪でも脚でも、どちらでも」と仰っていて、全体のバランスを見て決めることになっていたのですが、脚を取り付けたことで重々しさがなくなりスッキリとした印象になりました。
引き出し内部にはスライドレールを取り付けました。
開け閉めがスムーズになり、使い勝手も良くなること間違いなしです♪
コンパクトに生まれ変わった家具をお客様宅に納品。当初ご希望いただいていたデスクの横に設置させていただきました。
納品時、残念ながらリメイクをご依頼くださった奥様はいらっしゃらなかったのですが、旦那様も「へ〜!すご〜い!」とリメイクに興味を持っていただけたようでした。嬉しい♪
奥様にもお写真をお送りして、「イイ感じ!」と喜んでいただき、無事納品完了☆
デスクと奥行き・高さを合わせてばっちりラインが揃っているの、気持ちいいですよね〜。インテリアにこだわりをお持ちのお客様からご依頼いただいて光栄です♪ありがとうございました!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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