地震対策で婚礼タンスをリサイズ!高さを抑え安心して過ごせるように


地震に備えて婚礼タンスの高さを抑えたい!ここ数年、地震対策のひとつとして『背の高い家具の見直し』をされるお客様からのご相談が増えています。

今回は東京都町田市にお住まいのお客様から、婚礼タンスのリサイズに関するご相談をいただきました。

婚礼家具の整理タンス

リサイズをご検討中のタンスは婚礼家具の整理タンスです。お客様はお引越しの回数が多く、これまで搬入の度に大変な思いをされてきたのだそうです…!

現在タンスは寝室に設置されており、地震が起きた時に倒れてくるかもしれない…という怖さもあることから、リメイクをお考えになったとお話しくださいました。

ちなみに洋服タンスは数日前に処分なさったそうで、せめて整理タンスは残しておくことができれば…ということで、7段ある整理タンスの下4段のみを単体で使えるようにしたいとご希望いただきました!

整理タンスの引き出し

タンスは下4段、上3段で分割できるようになっているのですが、それぞれ単体で使えるようには作られていません。下段のみで使用するためには天板を製作する必要があります。

リメイクをご依頼いただくとタンスを長くお預かりすることになるので、下段はお引取りせずに上段のみをお預かりし、元の天板を切り離して下段に活かせるようリメイクさせていただきます!

整理タンスを上下分割

『天板を切り離して使えるように』と聞くとなんだか簡単なようにも感じますが、お預かりしたタンスの天板は取り外しができるようにはなっていないので、そう簡単に切り離せるわけではありません…!

タンスの天板を取り外したい

タンスと天板を切り離す作業で天板が壊れてしまう可能性もあるのです。お客様の大切な家具をより良い状態で残せるように…細心の注意を払いながら作業を進めた結果、タンスと天板を綺麗に切り離すことができました!

天板の裏側をよく見てみると、ダボと接着剤でしっかり固定されていたことがお分かりいただけるかと思います。

切り離したタンスの天板

無事綺麗に切り離した天板を、下段の天板として使えるように天板の裏面を加工していきます!

といっても下段はお客様のご自宅にあるので、天板の裏面をどのように加工するのでしょう?気になったので製作陣に質問してみると「お預かりした上段の底部を見ると、下段と上段がどのように固定されていたのかが分かるよ」とのこと。

そうか…!底部と同じように裏面を加工することで、下段とぴったり合わせることができるんですね〜!

加工が完了した天板の裏面をご覧ください。

天板加工

元々あったダボ穴は不要になるので塞ぎ、細長い溝になっている部分をはめ込むことで下段と天板を固定できるようになっているのです!

天板の裏面

天板の加工は裏面のみで表面は手を加えていないので、使い馴染みのある家具の雰囲気はそのままに。

新しい材料で天板を製作することもあるのですが、今回のように既存の天板をそのまま活かすことができると、家具の見た目だけでなく触り心地もこれまでと変わりません♪

タンス天板の表面

あとは天板をタンスの下部に取り付けるのみです!

ルーツファクトリーは家具の種類やサイズに関係なく全国どこでも対応していますので、リメイクさせていただいた天板も直接お届けにあがります♪

加工した天板を配達

ちなみに下段の天面を見てみると、両サイドに細長い木材が1本ずつあります。天板裏面の溝はこの部分にはめ込むようになっているんです!

上下分割して天板のないタンス

さぁ、天板をのせるとどうでしょう…。上段のみをお預かりして天板を加工させていただきましたが、このようにぴったり綺麗に取り付けることができました〜!

加工した天板を取り付け

この高さであればタンスが倒れてきてしまう心配もないので、使い馴染んだ家具で安心してお過ごしいただけるかと思います。また家具のことなどでお困りごとがございましたら、いつでもお気軽にご相談くださいね。

いまある家具を安心してお使いいただくためのお手伝いをさせていただきます♪

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