婚礼タンスをデスク&インワゴンにリメイク。タンスの背板を天板に!
お母様に買ってもらって、お母様との思い出が詰まっているという婚礼タンスをリメイクさせていただきました。
最近はお家自体に備え付けのクローゼットがあることが多いため、「婚礼タンスの使い道がなくなってしまう」とリメイクのお問い合わせをよくいただきます。
今回ご相談くださったお客様も、もうじきお引越しを控えていらっしゃるとのことで、無理にタンスとして使い続けるよりももっと普段の生活の中で使える家具にしたいとリメイクをお考えになったそうです。
そして、ご希望いただいたのはパソコンデスクへのリメイク。(もう一つダイニングセットへのリメイクもご相談いただいたのですが、そちらについては次回詳しくご紹介します)
お客様は、今までお子さんと机を共有してお仕事をなさっていたとのことで、「自分のリモートワーク用のデスクができたら…」と仰っていました。
ルーツファクトリーの事例をご覧になって「こんな風にできたら」と思ってくださったそうで、嬉しい限りです!
お客様にご覧いただいた過去のリメイク事例にもあるように、ルーツファクトリーではタンスからデスクにリメイクすることも可能です。
ただし、タンスとデスクは造りが大きく異なります。そのため、リメイクも一筋縄ではいかないのですが、何年にも渡り積み上げてきた技術とアイデアで今回もとっても素敵なデスクを作ることができました。
それでは、さっそくリメイク後の写真をご覧ください。デスクと、さらにセットでインワゴンも製作させていただきました。
じゃじゃん!
元の婚礼タンスのシンプルで美しいデザインが思い出されるような、スッキリとしたデスク&インワゴンが完成しました。
デスクのサイズはW1200 D450 H720。インワゴンのサイズはW400 D400 H680です。
なるべく元の雰囲気を崩さずスッキリとした見た目になるよう、インワゴンの引き出しには取っ手をつけずにプッシュオープン式にしました。
ところで、タンスから大きく構造の異なるデスクにリメイクする際、どの部材をどのように活かすかが考えどころになるのですが…例えばデスクの天板、こちらはタンスのどの部材を使用したかわかりますか?
正解は、婚礼タンスの背板です!タンスの背板をデスクの天板にできるなんて、ちょっとびっくりじゃないですか?
タンスの背板は、表からあまり見えないところの部材ということもあり、ベニヤやプリント合板など安価な材料が使われていることも多いのですが、今回お預かりした婚礼タンスの背板は上質な天然木の化粧材が使われていました。
また、扉など表側の部材よりも傷が少なく状態が良かったため、お客様とご相談の上で背板をデスクの天板に活かしてリメイクさせていただきました。
もちろん、タンスの背板は厚みがなくそのままではデスクの天板としては使えません。しっかり強度のある土台を新たに作った上で、背板を化粧材として使用しました。
その他、側面のパネルやインワゴンの引き出し前板などにも婚礼タンスのパーツを加工して活かしています。
機能面では、パソコンデスクなので天板の奥側に配線用の切り欠きをつけました。
また、天板だけでなくバックパネルにも配線穴を開けて、様々なシーンで使い勝手の良いデスクとなっています。
そして、W1200 D450と天板を広々使えるサイズのデスクですが、お引越し時など運搬しやすいようにパーツをバラバラに分解できるようになっています。
こちらは実際にお客様のお家に納品させていただいた時の写真です。
ミニフィックスというノックダウン金具を使用していて、プラスドライバーで簡単に分解・組み立てすることができます。
お客様のご自宅2階に設置させていただいたのですが、この通りパーツが板状になっていたので安全&スピーディーに搬入することができました。
組み立て完了した写真はこちら。
生まれ変わった家具をご覧になったお客様は「想像以上に素敵です!」ととっても喜んでくださいました。
お客様の大切な家具を、暮らしの中でたくさん使っていただける家具にリメイクすることができて嬉しく思います。
さて、次回のブログでは、同じく婚礼タンスから一緒にリメイクをご依頼いただいたダイニングセット(ダイニングテーブル&ダイニングワゴン)についてご紹介します。ぜひそちらもチェックしてください♪
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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